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ブログ - 社長の山田の一言カテゴリのエントリ

 
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社長の山田の一言
Date : 
 2011/3/27 17:12

先日、メールでの問い合わせのなかに、

『御社の建築する建物は、どのようなコンセプトで建てられていますか?』

という内容の質問がありました。

メールでお答えしましたが、同時にブログにも書かせていただきます。

弊社は家造りのサブタイトルとして、 

「環境との共生、.豊かな住まい」、「新世代の家造り」 

を掲げております。 まず、この意味からお話します。


弊社はこれまで40余年にわたり家造りに携わってきましたが、その間、常に試行錯誤を繰り返しながら現在に至たりました。

いま、世界を取り巻く環境問題が大きくクローズアップされています。二酸化炭素の増加、地球温暖化現象、化石燃料の将来の枯渇・・・等。

そうしたなか、私達は自然環境を大切にし、上手に折り合い(共生)をしながら豊かな住環境を構築することができるか、その為にはどういう方策をとればいいのか・・・、考えてきました。

一つに、パッシブな部分として自然の恵み(太陽・日影・風向・緑樹・水)、自然エネルギーを受動的に、より巧みに取り込むことができるような住まいのデザイン(ソフト面)を研究し、より工夫をこらし取りいれることにより自然環境に負荷を与えず、生活することができるようにすることです。

例えば、夏には日差しを遮る工夫をし、日影で緑樹の間から涼しい風がとおる家、冬はその逆で暖かい家・・・。

もう一つとして、パッシブな部分だけでは賄えない部分をアクティブな部分で賄うこととなりますが、日進月歩の科学技術の進歩によりたいへん省エネかつCO2削減効果の高い商品が開発されました。

断熱サッシ・断熱ガラス、躯体断熱材、省エネエアコン、エコキュート、IHヒーター、ソーラーシステム・・・etc。

こうしたアクティブな部分をパッシブな部分に重ね合わせ、上手に取りいれる家こそがまさに新世代型の家造りだとおもいます。

弊社ではこの二つのタイトルをモットーに掲げ、約半世紀に渡り「住まい」に携わってきた経験と、日々進化する家造りに対して勉強を惜しまず、「新世代の家造り」を実践すべく、設計・施工を行なっております。


 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2011/3/20 12:00


この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様にお見舞い申し上げます。

被災地の皆様の一日でも早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 ひとりの力ではどうにもなりません。
地域全体で手をつなぎ、助け合い、一丸となって一歩一歩、健康に配慮しながら
復旧に向け頑張ってください。
明るい光は必ず皆様のところに戻ってくると信じ、願っております。

 


 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2011/2/3 17:18

戦後、私達の国が復興し昭和30年代後半から昭和40年代にかけ、団塊の世代が故郷を離れ、

続々と産業界で働くようになり、企業は寮や社宅を用意し住まいを確保しました。

その後、40年代後半から住宅ローンを組んで(借金して)家を待たせる制度ができ、そのころから

持ち家派と賃貸派がスタートしたと記憶してます。

折しも、高度成長の真っ只中、持ち家派の住宅購入ラッシュがおこり、郊外の畑は次から次と宅地化され

家が建っていきました。

一方では、公営、公団、民間等が大量の賃貸住宅の建設を進め、ここに仮の賃貸派(とりあえずの方、

根っからの方)ができ、後に持ち家に移行していくもの、持ち家から賃貸に移行するものが交差しながら

現在の賃貸派となってきました。

現在、持ち家志向は、持ってない人全体(20歳台〜50歳代)の80%ぐらいと云われています。

理由は 1、老後不安、将来えの備え。

      2、安心、安定した生活。

      3、家族や自分のよりどころ。

など、将来の安心感を享受できることに意味や価値観を見出しているものとおもわれます。

老後になって収入もわずかになっても家賃を払いつづけるのは不安、自分の家なら好きな空間を

演出できる、住宅ローンには生命保険がセットされてるから安心・・・等 いろいろ・・・!

とりあえず、大なり小なり何らかの持ち家を持つということがいいような気がします。


余裕があって賃貸派を貫く場合はお金をたくさん貯めておいて、いざというときは有料老人ホームへ・・・!

というのも有かな!

さあ・・・、あなたはどちら派!

 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2010/11/13 11:28

新築住宅の建築工事費における『坪単価』とは・・・!

新築建物の価格について”坪いくらですか!”という価格で高いとか、安いとか簡単に判断してしまう方が

たくさん居られますが、「坪単価に含まれる工事」っていったいどこまでなのか?

ということには残念ながら明確な取り決めはありません。

「坪単価」と一言で言っても、その中身をよく理解した上で判断することがより満足のいく買い物をすることが

できるとおもいます。


その1、建売住宅の場合

建売住宅の価格は土地と建物の合計額(税込み)で表示されています。ただし税込みといっても土地代

には消費税はかかりませんので建物代にのみ消費税が課せられます。

したがって、単純に総額から土地代を差引いた額が建物代(税込)となります。

すなわち土地代と建物代(税込)とに分けて表示すると

建物代の中身は(プランニング、地盤調査費、設計費、建築確認申請費、瑕疵担保保険申請、

検査及び立会い費、上下水道ガス等取出し費、建築本体、住宅設備品、照明器具、外構工事、

植栽 等)の税込み合計額となります。 この建築代のすべてたしたものを建築延べ面積でで割った

ものが建築坪単価(税込)となり、すべての費用が入っているため坪単価はおのずと高くなります。

※注意ちまたでよく見かける量販型建売業者の場合は、建築費をかなりおさえて造るため坪単価はかなり

    低くなっています(網戸や雨戸などの通常あるべき設備も付いておらずオプションとなるケースが多いです)。

その2、注文住宅の場合

注文住宅を造るときは、まず設計士さんにどんな家を造りたいか相談していろいろ希望を織り込んでもらい

プランニングして設計をしてもらい、建築確認申請や工事中の監理等も含め依頼します。

当然、掛かる費用は設計士さんに支払います。

次に、設計図書をもとに建築会社にいくらで出来るか見積ってもらいます。

(ハウスメーカーなど同一の会社で設計や施工や工事監理をしているところも多いです)

見積りは…

?建築本体工事 

?設備品工事(システムキッチン等)

?付帯工事(道路からの上下水道、電気、通信、ガス等の取り出し工事)

?その他、門扉・塀・植栽等

に分けられます。

通常、注文工事における坪単価とは?の本体工事費を延面積で割ったものか、?の設備(最低限な設備)

を加えたものかのどちらかです。

ハウスメーカーなどは、営業の人間が窓口となり、お客様の要望を聞き、設計に伝え、工事部門が工事する

ケースが多いです。


その3、建築条件付売地の場合

この場合も買った土地にフリープランで建物を建ててもらうというかとなので、その2とほぼ同じスタイルとなりますが、

フリープランとはいえ、「注文住宅」というニュアンスとは異なります。

そもそも建築条件付とは、

?売る側のメリットは、販売にあたり建築コストの先行投資(客が付く前からお金を投じる)を避ける事ができる

?買う側のメリットは、建売では実現できない、自分の好きな間取りで建築ができる

という売主・買主双方のメリットを満たすことから始まった制度といわれています。

よって、坪単価は建売に準ずるように計算していくことになります。

いわゆるオプション抜きで考えれば 「建売にした場合の価格」 って事です。

※大半のケースが、土地を販売している売主(もしくは売主の指定する施工会社)が建築する訳ですから、

あまり「ウチの坪単価は安いよー」なんて大げさな話をする必要がなく、また見積もり段階で総額が見えて

くるでしょうから、わかりやすいかもしれません。

このようにいろいろなケースにより坪単価には違いが生じます。

営業トークや広告で、「坪35万円〜とか坪40万円〜」などというときは、

基本的に?の本体工事(または?の一部含む)をもって坪単価としているケースが多く、


これだけでは残念ながら家は完成しません。

きっと追加で総建築工事費は2割〜3割ぐらい余計に掛かるでしょう

また、ご自身のご希望でチョー豪華なシステムキッチンやら大理石の浴室だのという場合は当然に

金額も跳ね上がりますが…

要するに、建物建築にかかる総費用というのは坪単価ではわからない!

ということです

安さを売りにしている建設会社には裏があります。

当然、坪単価を安く表記させたほうが目を引きます。

ただ坪単価に工事のどの部分までを含むのか?というのは明確な取り決めがありません。

「坪30万円より!!」なんて書いてあるチラシの隅っこにある小さな文字の注意書きをよく見てください。

ちなみに延べ床面積でなく、建築施工面積で割るセースもあります(延べ床面積よりも大きくなる場合

があります)


きっと見積りを取ると総額では結構な坪単価にいっていますよ(笑)

皆さん、目の前に突きつけられた「坪単価」のマジックにだまされないようにしてください。

よい建物を建てようと思えば当然高くつくし、安い建物にはそれなりの理由があります。

(モノ造りですから、品質と費用は正比例していくのが当然です)

どの工事までを含んだ「坪単価」なのかよく調べたほうがいいですよ!!

ちなみに当社は、

『価格の割には高品質な家』 の提供を目指しています。

そんなことがなぜ可能か…?

当社は気の利いたキャドやプレゼンもありませんが、現場監督からプランニングまで一人でこなす社長以下

少人数で腕利きの職人衆を切り盛りして家つくりをしています。

間接部門がない直営工事で無駄な費用を極限まで抑えているからこそできるワザなのです。

(よって「年間目標何十棟、何百棟!!」なんてあまり多くの建築ができないのが弱点ですが、1件1件

丁寧に工事しています)




 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2010/7/19 17:14

※   いい家造りをしたいってどうしたらいいの・・・!社長に聞いてみた。

           社長はニコニコしながら、ウゥ・・・!と云ってから一息いれて、



◎   造ってもらう側はいろいろな夢や要望があり、また制約された枠や予算の中に出来るだけぎっしり詰め込んだものを

           仕上げてもらいたいという気持ちであり、これを誰に、どんな工事屋に、託したらいいのか・・・!

           ということなんだよね・・・!

           で・・・、造る側は如何にその要望を組み込んで、応えられるか!ということなんだよな・・・!


※   じゃ・・!っておもっても、実際には専門知識もないし、自ら判断することはなかなか難しいじゃぁないですか。


◎   そんなのどこでもおんなじだよ!って云ってしまえばそれでいいんだがね、

           いやぁ・・・!どうせやるんだから(人生で1回かも) よーく 勉強して・・!という人の方が多いでしょうしね。

           じゃぁ・・! どこのだれがいいのってことになるとまた難しい問題となってしまう。

          造り手側ではいろいろな切り口をもってアピールするからね。

          大手メーカーは(ブランド力、安全性、安心性、高額感)タイプやら(激安感、量販感)タイプなど・・・。

          中小は個性、特徴、一点こだわり、または価格勝負・・・など。

          方法としてはまず、前者にするか後者にするか決める。

          その次にどこにするかだが・・・、

          大手の場合にはポリシーやらコンセプトがはっきりしてるし、決められている部分から選ぶので選びやすい。

     ブランド、高額、安全、安心に満足感を見出すものか、または、激安、量販一発か!のどちらだからね。

          中小の場合はなかなか判断しづらく難しいね。


※        じゃぁどうしたらいいのですか!簡単に判断できる方法はないんですか!


◎       うぅ・・!一概にといっても・・・・! むずかしいね。

    ただ、ひとつの判断材料としてはその業者が家造りに長い歴史と経験を持っているかという事だろうね。

          そういう自分も45年もの間やっているので手前味噌みたいになっちゃうけどね・・・!

          車でも、電化製品でも新製品を作り、納得いかないところはマイナーチェンジを重ね、完成度を高めていく・・・。.

          家造りもまったく同じで、過去に生じた不具合や失敗などを経験値により完成度を高めていく・・・。

          その為には長い時間(不具合が出るのに10年〜20年)が必要だからなんです。

    すべての保証が切れてからが勝負なんだよ・・・!

          あとは、誠意と共感を共有することができるか・・・!だとおもうね。

          いつまでもいい関係をたもってお付き合いしていられるということが、長い間お住まいになる上で

          幸せなことだとおもいます。

          その時、いい家造りをしたって感じるんではないかな・・・!


※      なるほど、たいへん勉強になりました。


 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2010/3/28 18:13

長引く不況に明るさが見え始めた・・・、とおもったらリーマンショックで一気に逆戻り・・・!

ボチボチ住宅でもとおもっていた団塊ジュニアとポスト団塊ジュニアの前に立ちはだかり

景気の悪化と先行き不安が蔓延し、住宅取得の夢に水をさしてしまった。

結果、本来住宅取得を考える年齢層”団塊ジュニアとポスト団塊ジュニア”

(上は40歳前から下は30歳ぐらい)の家を持ちたい巨大マグマがストレス満載で

膨らんできてしまいました。


一昨年のリーマンショック以来沈んでいた景気動向もいよいよ明るさが見え始め、

不動産価格も安定化し、値ごろ感から中古マンションに人気が集まり、価格が上昇した

結果、新築マンションに飛び火、在庫が急速に減少してきた。何となく物件不足の

傾向があらわれてきました。マイホーム購入者の数が静かに増え始めてきたようだ。


出遅れは大きな損失を生むかとも多々あります。

大きなことを達成しようとするとき、何事においても勇気と決断が必要だとおもいます。

ボ〜としてて大きなことを達成できるということは滅多にないと思います。


惰性の生活に甘んじていてはいつまでたっても遠い夢で終わってしまいます。

惰性、怠慢、閉塞感を抱えたままの人生・・・!なんてやめときましょう。

マイホームを持つということも、まさに家庭の大事業です。

この大事業を達成させるには家族みんなが一丸となってマイホームという夢に向かって

協力しなくてはなりません。


いつの日か買わなくてはいけないと努力してきた方には”時期到来”といっても

過言ではありません。

税制やエコポイントなど後押しも出揃いました。


さあ・・・!アクションを起こしましょう。

マイホームを造った”達成感と感動と喜び”を家族全員で分かち合うことが大切です。

 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2009/8/17 18:40

前々回の?で述べたように、家を建ててから10年〜15年も経つと、後はもうず〜っと2人暮らし・・・!

なんて考えちゃうと寂しくなってしまいそうですがそれは違います。

その時々の生活を十分にエンジョイできるようなライフスタイルを構築すればいいわけです。

そのためにも生活基盤となる住宅のスタイル(間取りの配分)が重要な役割を果たしてくれます。

夫婦にお子様2人の4人家族を想定します。

まず、

?夫婦の主寝室1室(8〜10帖・大きめのクローゼット)

?子供部屋2室(6帖前後・クローゼット)

?食事を作ったり食卓で食べたりするキッチン

?家族全員がくつろげるリビング(ここの広さは重要)

?浴室、洗面、トイレ(ほぼ定番)・・・! とマァこんなスタイルですかね!

?の主寝室は毎日6〜8時間、生涯使う場所ですからチョッとは気張って、セミダブルのベットが
   
    2台並び(キングベット一台でも・・・結構ですが!)、二人分の寝具や衣服・・・等々できるだけ
   
   ゆったりした空間を保てるようにしましょう。 なんといっても主役なんですから・・・!
   
   ちなみに、年をとると畳に布団よりベットのほうが身体に楽ですよ!
   
   布団の上げ下げもないしね・・・・!起き上がるときも楽だし・・・・!

?の子供部屋は10年もたてば、さっさと出て行ってしまうと思えば、ほどほどですね。
  
   シングルベットに勉強机が置ければ十分、勉強するにも狭い空間のほうが集中でき、脳ミソに
   
    しみ込ませることができるんじゃないかな・・・!
   
   勉強するか寝る以外は居たくない・・・! リビングに居たい・・・!って感じさせる部屋かな。

?の浴室、洗面、トイレはほぼ定番、1・2階にトイレがあるぐらいかな(余裕があればお好きに・・・)

いよいよ本番、

?と?に移るがキッチンとリビングはセパレートされようがオープンであろうが好きずきでいいとおもう。

問題は広さだ!

LDKは家族がお料理したり、食べたり、おしゃべりしたり、TVをみたり、新聞・雑誌を読んだり、

どんな状況でもお互いの存在を心地よく感じながら、違和感のない、お互いの行為に邪魔にならない・・・。

そんな空間であってほしい。
        

そんな空間ってどのくらいのスペースかな・・・・!
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システムキッチン・キッツチン収納・食卓テーブル、リビングソファ・リビング収納・大型液晶TV・・・!

16帖(キッチン部分をセパレートしない場合)から20帖(キッチン部分がセパレート・4帖ぐらい)以上あればOKだね!

”家族みんなが、一番居心地のいい、自分の居場所として何時も何気なく集まって何がしかしている”

そんな・・・・、ほのぼのとした幸せの場所で在りたいからなんです。

基本的には、延べ床面積で28坪〜30坪あれば十分可能というわけです。
(お子さんが一人だったら、25坪前後でも十分ということになります。)

ところで畳の部屋はどうする・・・!

どうしても欲しい・・・!    という方はその分、面積を増やすのがいいとおもいます。

今迄は、小さな部屋を細々と数だけ造った4LDK(実際は4DKぐらい)など、DK(6帖)の隣に和室6帖といった
 
タイプの住宅が多々ありますが、さきに述べた”ほのぼの幸せ”のライフスタイルにはほど遠いものです。

いままでの住宅の典型的なかたちです。

結局、

使い勝手がわるく、狭々しいDKには居れず、和室にも居れず、みんなバラバラと自分の居場所を求めて散って

いきます。

ようするに、さほど大きくない住まいでも十分にその時々のライフスタイルを満足することができる間取りがあるということと

同時に、最後にはコンパクトでよかったね・・・! と感じるときもくるのでは・・・!

人数の割には小ぜましい部屋数ばかり多かったり、むやみに大きな家だったり、

いつ来るかも知れない客間をつくったり・・・!
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                       ・

未来にかけての快適生活住宅とは、まさしく 現在から未来にかけての家族構成をもとに

日々、そこに住まう家族のほのぼのとした幸せの場所で在りたいからなんです。

 



 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2009/7/26 17:26

日本の住宅環境はその昔から一部の特権階級・豪商・豪農などいちぶの人を除いては
かなり粗末なものでした。

昭和20年終戦後、平和と経済主義のなか経済発展が進み、工業化のなか企業と
そこに働く従業員の社会が出来上がりました。

若者達は学校を卒業すると故郷を離れ、集団就職で会社の寮に入り、結婚すると家族用社宅に
住み、会社のため、自分が生きてくため、家族のため・・・!に必要最小限の住環境(家賃は無料
又は、一部負担))のなかでガンバってきました。

高度成長と持ち家制度の後押し(昭和45年以降、銀行等が優良な個人に対し、住宅ローンという
融資を貸すようになったが期間は15〜20年、金利は10%前後だった)により序々に住宅ローンが
一般に普及していった。

公団,公社、民間会社等、どんどん住宅を提供し、”狭いながらも楽しい我が家”と
歌の文句のような、必要最小限の住環境の持ち家(当時としてははかなり満足だった)が大量出現した。

団塊の持ち家世代から30年余りを経過し、団塊ジュニア世代が新たな世帯を持ち、独立していく。
風土・風習・文化・環境も変化(進化)し、これから先は、いずれにしても団塊ジュニアーは親から
独立して、自分達の新たな住・生活環境を築くということはほぼ常識化していくものとおもわれる。

この2世代の親子は同じ家で共に過してきたため、住環境とはこんなものだという経験的認識だけは
共有している。

しかし、これから家を持とうとしたとき、”住環境とはこんなものだ”という経験的認識からどのくらい
脱皮し、より飛躍した、現在から未来にかけての住環境への発想の転換(これからはこうありたい)が
未来にかけての快適生活住宅の大きなカギとなります。

次回は ?現在から未来にかけての家族構成によっつて決まる快適生活住宅!


 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2009/7/11 18:10

住まいと生活のかかわりについて

長い間、住宅造りをおこない、その家に長くお住まいになられているお客様の生活を
振り返って見てみると、直接その場所に住まい、生活する人々が日々の活力や心地よさ
且つ癒され、幸福を感じながら過せるかということが一番重要なことだとつくづく実感します。
もっとも”住まいとは人が主(あるじ)と書きますね・・・!”

家を求めようとおもったら、まず家族全員の過去・現在・未来の生活模様を考えてみましょう。

過去についてはすべて把握でき、良かったことも悪かったことも過ぎ去った思い出となり、
そこには経験やら反省やら願望やら・・・、いろいろな想いが詰まっています。

これから家を求めようと云うとき、過去の経験や願望だけで考えてしまいがちです。
しかし本当の生活重視の住まいは現在から未来(おおよそ60年先ぐらい)にかけての
生活模様を考えることが重要なんです。

先ほど述べた、日々の活力や心地よさや癒された幸福感など・・・現在から未来にかけて
の模索はたいへん難しく、じゅうぶん学習するに値します。

最初の10年、次の10年、その次の10年、後は1年〜30年ぐらいに分けて見ましょう。

最初の10年  :パパは仕事人間、ママは子育て・家事、子供は幼稚園・小・中低学年 (3〜5人暮らし)
つぎの10年  :パパは偉くなる?、ママは家事・パート、子供は大学生・就職で転居  (2〜3人暮らし)
その次の10年:パパは定年・再就職、ママは家事・趣味、子供は結婚(当然別居)   (2人   暮らし)
後の1〜30年 :パパは年金・趣味又は引篭り、ママは年金・趣味・パパの面倒     (2〜1人暮らし)

なかには3世代仲良くお住まいになってる大家族の家などもありますが・・・・!

このように変化するライフスタイルのなかでどのような住まいが望ましいか考えて見ましょう。

次回、山田流 快適生活型住宅 ?必要最小限のウサギ小屋住宅!! です。


 
 
 
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社長の山田の一言
Date : 
 2009/4/9 20:00

春がきたなあ〜! って感じられる今宵、桜の花もまさに”満開”ふと夜空を見上げるとまん丸のお月様が夜桜を照らし、
”みんな楽しんでおくれ・・・!”って云ってるような久々の心地よく癒される晩だ。

折も折、政府が桜満開のような15兆円もの景気対策の補正予算を発表した。
私ども住宅産業にとってもオイシイ予算が記されました。

住宅を求める為の贈与税の一部免除、省エネ家電買い替えや地デジ対応TVの買い替え促進ポイント割引、またまた古い(13年前の)車からハイブリット車や電気自動車に買い換えると補助金が出る、ついでに子供のいない夫婦は子供作ればお金くれるそうだ(1年ぽっきりだけど)・・・。みんな期間限定の特別セールだけどね。

赤字国債に頼る不採算セールで何とか景気を回復させようと云うことらしいが、賛否両論はともかく頂戴できるものはとりあえず戴いておいたほうが特だとおもうね。

住宅買ってローン組んでローン控除を受け、親御さんにむしんして5〜600万円もらって贈与税免除、ついでに省エネ家電と地デジTVとエコカーと子供まで作っちまえば(まにあえば・・・)、それこそかなりお買い得かもしれません。

いずれ近々家を持とうとおもっている方々は真剣に考えてみたらいかがでしょう。

万遍の輝きの月の光りの下で美しい夜桜はよき年のくるような予感すら感じさせます。


 
 
 

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