
【大月市富浜町】O様邸 新築工事 |
室内の工事はどんどん進んでいますよ
1階天井がボードで塞がれていきます
コードがぴろぴろ垂れていますが、
もちろん既に電気配線は終わっています
水道設備の職方も既に作業済み
給排水管の施工が完了しました
ここからはサイディング工事です
?胴縁(どうぶち)
防湿シートの上に、厚さ15mmの防虫防腐処理を施した胴縁を縦に打ち付けます
ここには、サイディングを張る際に金物を取り付けていくことになります
胴縁は防虫防腐処理をしたものと、そうでないものとがあります
当社は防虫防腐処理をした胴縁を使っています
(写真のようにこげ茶色のモノもが処理済で、白木色のものが未処理のものです)
当然、処理を施してある胴縁の方が高額なので、
最近の建売住宅(または注文住宅)は処理をしていない胴縁を使用している現場をよく見かけます
(お客様の目に触れない部分は極力安く工事をしてコスト削減するんでしょうねー)
本当の意味での「良い家」とは、目に見えるか見えないかではないと思います
お客様が長年にわたって満足してお住まいいただけるかどうか? は
お金に替え難いと当社は考えます
※何度も同じことを言って申し訳ございません
でも本当のことだから何度も言っちゃいます
下のほうに目をやるとこーんな感じ
基礎の上に 「水切り」 を回します(ブルーのビニールテープが付いているもの)
これで万が一雨水等が浸入しても外へ逃がす仕組みになっています
?サイディング張り
胴縁の上にサイディングを取り付けていきます
釘頭のでない金物工法で15mm厚のサイディングを順々に張っていきます(重ね合わせていく感じです)
ジョイントの部分は雨の進入を防ぐために下地に金属板(ジョイナー)をつけ、
その上からコーキングで埋めます (青く見える溝の部分)
防湿シートと外壁材サイディングとの間には空間ができます
ここが空気の通り道となり、
壁内の結露防止や住宅の長期耐久性と快適性を維持・向上させます
当社では、このような『通気構法』を基本プランとして採用しています
昨今はいろいろな工法がありますが、
首都圏の家は、この「通気工法」が、
施工面やコスト面を考慮すると
一番ベスト(って言うかちょうどいいよう)に思えます