
【サウザントコート大坂上】T様邸新築工事 |
建築確認申請も無事におりたので、
6月27日より基礎工事に入りました!
それにしても6月だというのに暑いっすねー(汗)
?やり方
「やり方(ヤリカタ)」 とは 建物着工の初めの作業工程の事です
機械を使って、水平の基準を計りながら、外周に杭をうち、そこに横に板をつけていきます
建てられた板から細い糸を張り、建物の外周の中心や内部の主たる中心を出していくための仮設物です
地盤面のレベルや基礎の高さなどはこれで決まります(結構重要な作業です)
重要なんですが、仮設物なので、基礎打ち終了後に取り外しちゃうんですよ
?根切り、割栗地業
「やり方」で示した位置に基礎をつくるので、その部分の土を掘らないといけません
これを 「根切り(ネキリ)」 といいます
※大坂のおばちゃんの得意技とは少し違います
重機を使って土をホリホリ、ホリホリ、マルマル、モリモリしていくわけなんです
いち に の さん し で ゴマ塩さん♪ たくさんだとおいしいね〜 ♪
マルモもご機嫌です
「割栗地業(ワリグリチギョウ)」
根切りの底部に建物の荷重に十分耐えられるように、摩擦力の大きい角張った10cm程度の大きさの砕石や砂利を入れて、ランマーで ダダダダー っと何往復も締め固めていきます
これが基礎を支え、建物の荷重を基礎から地盤に均一に伝えるのです
↓ 下の画像は割栗を入れる直前の段階です ↓
?基礎配筋
割栗の上には「捨てコンクリート」という仮のコンクリを打ったのち、
地中からの湿気を防ぐ 「防湿シート」 を敷きこみます
その上に鉄筋を20cmピッチで組んでいきます
(鉄筋の径や配筋の間隔は図面で決められています)
メジャーでピッチを測ると、芸術的にぴったり20cmで組まれています
鉄筋と地面との接点は 「スペーサー」 っていうブロックを使って鉄筋を浮かせています
基礎のコンクリートが地面と鉄筋の間に均一に回るように鉄筋を浮かせるって訳です
基礎の立ち上がり部分にも円形のスペーサーでコンクリのかぶり厚さを確保します
※むかしこんな形した袋菓子があったような…(正解は森永のスナック菓子「スピン」)
給排水管も事前に配管しておきます
鉄筋の重ね継ぎ手も60cm確保 (ばっちぐーです)
コーナーのたち上がりもオッケー牧場
アンカーボルトもしっかり結束していきます
このアンカーボルトが、基礎と土台をつなぐ役目をするわけです
うん、ぬかりなしです
ここまでできた段階で、財団法人住宅保証機構の検査をうけました
これに通らないと、住宅瑕疵担保履行法の10年保証 「まもりすまい保険」 に加入できません
もちろん一発で 合格!! でした
(今回の基礎は職方の几帳面な性格がでていて、すばらしい仕上がりでした)
検査も通ったので、早速コンクリ打設でしゅ
ポンプ車でコンクリを打ち込みながら、棒状のバイブレータでブルブルやっていきます
こうすることで隙間なくコンクリートが行き渡ります
梅雨時ですが、なんだかんだで雨の日に当たらず、
どんどん作業が進んでいくのでした
つづく。。。