
【サウザントコート大坂上】T様邸新築工事 |
8月に入りましたが涼しい日が続いており、職方衆には優しい日々です
ただ、雨が中途半端に降ったりやんだりしているので、
現場監督としては工程が組みづらい感じです(汗)
きたる8月1日に 財団法人住宅保証機構の2回目中間検査がありました!
主に 「柱組み等が図面どおりできているか?」「金物はきちんと設置されているか?」
などをチェーックされます
重箱の隅をつつくような細かい指摘がありましたが、難なくクリアー!
無事次の工程に進みますよっ
●防虫処理(2回目のほうです)
オレンジ色のところが防虫処理をしたところです
(写真は玄関付近)
これでシロアリや害虫は寄せ付けません!!
●断熱材
「eキューズ 105mm」 もちろん F☆☆☆☆
(写真のボードは☆が1コ足りませんが間違いです)
省エネ基準を満たす優れもので、
エコポイントを申請するにはこれが必要です
エコポイントも7月申請分で終了となってしまいました
今回は既に申請済みなのでT様はギリで「30万ポイント」ゲッチューです!
●サッシ設置完了
サッシも続々と設置!今回は「シャイングレー」のサッシです
もちろんエコポイントに対応した次世代省エネ対応品です
サッシはトステム改め LIXIL(リクシィル)社製の
樹脂サッシ「デュオPG」、ガラスは「LOW-E」のペアガラスです
「リクシィルって知ってる?」
松下ゲゲゲ奈緒たんや木村ハッコウ多江さんも興味津々です
(やはぎは知らないので聞くだけ無駄です)
今回のガラスは新商品のLOW-Eガラスで、内側の特殊金属膜がブルータイプとなっており、
外から見ると青みがかって反射するんです
外壁とマッチしてきっとカッコよく見えるでしょうね
<豆知識>
〜 LOW-Eがらす!? なんて読むの!? 〜
窓ガラスの断熱ではペアガラスが一般的ですが、外に面する方のガラスの内側に「特殊金属膜」をコーティングしたガラスのことを ゛LOW-Eガラス” (ロー・イーガラス)と言います。
薄い金属や膜などをコーティングすることで、外からの太陽の熱線をカットしたり、室内の熱が逃げないように、反射させます。空気層の部分に、乾燥した空気が注入されているのが一般的な仕様ですが、その部分を真空にしたり、あるいはアルゴンガス(Argon Gus)を注入することで、熱伝導率が下がり、さらに断熱性能を高めることもできます。もちろんコストは、その分かかります。
これにより冷房効率、暖房効率ともにアップし、結露もペアガラスに比べて非常に少ないのが特徴です。
しかーし、コストは高いのがネックです。
でも、最も熱損失が大きい窓の断熱性能をアップする事により、エアコンなどの空調のランニングコストを低下する効果は望めるので、長い目でみればお得かも。
ガラス自体の透明度がごくわずかに落ちるんですが、ほとんど気にならない程度です。
ちなみに、LOW-E とは Low emissivity(低放射)の略 なんですねー
●サッシ防水
窓枠の下側には防水シートを施します(グレーのテープ状のものがそうです)
雨水の浸入のみならず、室内側の結露の水滴からも木材を守ります
●バルコニー防水
合板でバルコニー下地をつくったら、これにFRP防水を施します
まずはFRP防水下地にガラス繊維マットの補強材を張り付けます
このガラス繊維マット施工時、職人は専用マスクをして行ないます
写真撮るためにマスクなしで近づいたら倒れそうになりました!
相当危険な戦場カメラマンです
(コレで体調悪くなったら労災申請ですね)
FRP樹脂とガラス繊維マットを交互に重ね張り、仕上げにトップコート処理をし、完成でーす!
コーナーから立ち上がり部分にもしっかり施工しています
「見上げてごらん〜♪」
実は、急な雨に備えてブルーシートで前面を覆っていたのでした
その甲斐あって、小雨も降りましたが、濡れることなく作業はしゃうりゃう!
※よくニュースで見かける事件現場ではありません
今週末からまた夏本番のようです
涼しいのはいいけど雨はいやなので、晴れて欲しいですねー
つづく