• カテゴリ 【日野市日野】S様邸 賃貸タウンハウス新築工事 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

「高品質でお洒落な賃貸住宅」がコンセプト
  【日野市日野】S様邸 賃貸タウンハウス新築工事  
前のページへ戻る

[基礎地業?]〜給排水管取り出しから下地造り〜

カテゴリ : 
注文住宅 » 【日野市日野】S様邸 賃貸タウンハウス新築工事
執筆 : 
 2011/9/9 18:22

いよいよ基礎地業に入ります

 

 

1.取り出し工事

 

この土地には元々ライフラインがありませんので、

前面道路に敷設されている本管より、

給排水管やガス管を敷地内に取り出さないといけません

まずは道路を掘削して道路内にある水道本管より敷地内に分岐します

 

 

道路舗装をカッターで切り取って本管を出します

 

こういう工事にもお金がかかります

既に引き込まれている土地の場合はこれらの工事は不要です

 

今回は区画整理地の元農地を購入したので、

当然ながら最初からわかっていましたが、

土地を購入する際には、宅地内に水道管などが引き込まれているかどうか

きちんと確認しておかないと、あとで想定外の費用負担が出てきます

ご注意下さいねー 『ファイナルアンサー??』

 

 

 

 

 

敷地内に引き込みます

このままにしておくとなんかすごいことになりますので…

 

 

 

 

 

終わったあとは仮舗装して完了です

※後日で本舗装するきまりになっています

 

 

 

 

 

2.やり方

「やり方(ヤリカタ)」 とは 建物着工の初めの作業工程の事です

 

機械を使って、水平の基準を計りながら、外周に杭をうち、そこに横に板をつけていきます

建てられた板から細い糸を張り、建物の外周の中心や内部の主たる中心を出していくための仮設物です

 

 

 

 

 

打ち合わせどおり、地盤面のレベルや基礎の高さなどを設定していきます

(結構重要な作業なので暑いなんて言ってられません)

 

 

 

 

 

 

建物の位置を出し、地縄を張っていきます

 

 

 

 

 

3.根切り、割栗地業

 

「やり方」で示した位置に基礎をつくるので、その部分の土を掘らないといけません

これを 「根切り(ネキリ)」 といいます

 

掘り起こした部分に、根切りの底部に建物の荷重に十分耐えられるように、

摩擦力の大きい角張った10cm程度の大きさの砕石や砂利を入れて、

ランマーで ダダダダー っと何往復も締め固めていきます

 

 

まず外周から1周目

 

 

 

 

数えること8周目に突入!! ※2〜7周部分途中省略

1周ごとに黒板書き換えて写真とっています 意外と大変です(汗)

 

 

 

 

内側底盤部分もしっかり転圧

 

 

 

 

 

いっちょあがりぃ

この地道な作業が基礎を支え、建物の荷重を基礎から地盤に均一に伝えるのです

 

 

 

 

 

お次は締め固めた部分に防湿シートを重ね張りします

これで地中からの湿気をシャットアウト

 

 

 

 

 

外周部分には「捨てコンクリート」を打ちます

 

<豆知識>

〜なぜ “捨てコン”??〜

このコンクリートは、強度を出すためではなく、住宅の外周部や内周部に墨出しを行い、

正確に施工するための仮のコンクリート(補助的工事)です。

強度等に関係なく、あくまで基礎の中心や型枠位置を正確に出す為のコンクリです。

およそ5cm〜厚で表面が平らになるように打設します

 

「今日の合コンはいいオトコいなくな〜い?」 「そうよね!今日は捨てコンよねー」
これは誤った使い方です(良い子はまねしないように)

 

 

 

 

 

捨てコンの上に正確に墨出しし位置を確定させたら、

外周部に型枠を設置します

 

 

 

 

 

忘れてはいけません

地鎮祭で神主様より賜った鎮物(札)を防湿シートの下に納めます 

 

 

 

 

 

型枠完成どえーす

 

 

鉄筋も搬入されました!

次回はいよいよ配筋ですー

 

つづく

コメントの投稿

コメント投稿に関するルール : コメントに承認は必要ない