
注文住宅・リフォーム進捗状況 - 注文住宅カテゴリのエントリ
台風もどこかにいってくれたおかげで、
外構工事が順調に進んでいます
玄関ポーチから道路までのアプローチは、
T様のオーダーでタイル仕上げとなります
まずはコンクリートでタイル下地を作ります
玄関内のタイルから連続しています
INAX製タイル(グレー)で丁寧に仕上げていきます
続きまして門塀です (これもT様のオーダーでタイル仕上げです)
まずはコンクリートブロックで下地を作ります
埋め込み式ポストとインターホン配線を事前にセットしていきます
ここにタイルを施工していきます
INAX製「ラグナロック モデリッサ」 という代物で、店舗外構などでよく使われます
厚みがあり重厚感溢れる商品です
カースペース側は土間コン仕上げです
レベルを出したり下地処理の段階です
コンクリートのひび割れ防止の為、見切りを設けています
家は外構で見た目がガラリと変わります
安価な建売住宅などで外構にお金をかけていないお宅を良く見かけます
せっかくのいい家ですから、外構にも気をかけたいところですね
完成が待ち遠しいですね。。。
(工事完了後の写真は完成後のお楽しみに・・・)
つづく
更新が遅れていたので続けていきます
鉄筋が到着しました
コレを下地の上に組んでいきます
鉄筋は20cmピッチで組んでいきます
(鉄筋の径や配筋の間隔は図面で決められています)
コーナー部分の立ち上がりもメジャーでチェック
アンカーボルトも定位置にハイ・ファイ・セット
「卒業写真のあの頃はー…♪」なんてね
鉄筋同士の重ね継ぎ手もチェッカーズ
問題なくても 「 素直にI'm sorry ♪ 」
こんな感じにきれいに組みあがりましたとさー
事前に給排水の配管をセットしておきます
塩ビ管が無数にでていますね
ここで毎度おなじみ 「財団法人 住宅保証機構」 の第1回目配筋検査を受けました
これは 「まもりすまい保険」 という10年保険(住宅瑕疵担保保険制度)に
加入する為に必要な検査です
住宅保証機構から一級建築士の検査員がやってきて厳しくチェーック!していきます
特に問題なくクリアーしましたので、次の工程に移ります
まず底盤の部分にコンクリートを流し込みます
これが固まってから立ち上がり部分の作業に移るわけです
完全に乾いたら立ち上がり部分の型枠設置です
要塞のようです
型枠内にコンクリートを流し込み、バイブレーターでブルブルやっているところです
ブルブルすることで均一にコンクリートが行き渡るようにしています
こんな感じに完成です
いつもながら几帳面な職方の性格が出ていて
精度の高い基礎に仕上がりましたとさ!
次はいよいよ上棟です
つづく
いよいよ基礎地業に入ります
1.取り出し工事
この土地には元々ライフラインがありませんので、
前面道路に敷設されている本管より、
給排水管やガス管を敷地内に取り出さないといけません
まずは道路を掘削して道路内にある水道本管より敷地内に分岐します
道路舗装をカッターで切り取って本管を出します
こういう工事にもお金がかかります
既に引き込まれている土地の場合はこれらの工事は不要です
今回は区画整理地の元農地を購入したので、
当然ながら最初からわかっていましたが、
土地を購入する際には、宅地内に水道管などが引き込まれているかどうか
きちんと確認しておかないと、あとで想定外の費用負担が出てきます
ご注意下さいねー 『ファイナルアンサー??』
敷地内に引き込みます
このままにしておくとなんかすごいことになりますので…
終わったあとは仮舗装して完了です
※後日で本舗装するきまりになっています
2.やり方
「やり方(ヤリカタ)」 とは 建物着工の初めの作業工程の事です
機械を使って、水平の基準を計りながら、外周に杭をうち、そこに横に板をつけていきます
建てられた板から細い糸を張り、建物の外周の中心や内部の主たる中心を出していくための仮設物です
打ち合わせどおり、地盤面のレベルや基礎の高さなどを設定していきます
(結構重要な作業なので暑いなんて言ってられません)
建物の位置を出し、地縄を張っていきます
3.根切り、割栗地業
「やり方」で示した位置に基礎をつくるので、その部分の土を掘らないといけません
これを 「根切り(ネキリ)」 といいます
掘り起こした部分に、根切りの底部に建物の荷重に十分耐えられるように、
摩擦力の大きい角張った10cm程度の大きさの砕石や砂利を入れて、
ランマーで ダダダダー っと何往復も締め固めていきます
まず外周から1周目
数えること8周目に突入!! ※2〜7周部分途中省略
1周ごとに黒板書き換えて写真とっています 意外と大変です(汗)
内側底盤部分もしっかり転圧
いっちょあがりぃ
この地道な作業が基礎を支え、建物の荷重を基礎から地盤に均一に伝えるのです
お次は締め固めた部分に防湿シートを重ね張りします
これで地中からの湿気をシャットアウト
外周部分には「捨てコンクリート」を打ちます
<豆知識>
〜なぜ “捨てコン”??〜
このコンクリートは、強度を出すためではなく、住宅の外周部や内周部に墨出しを行い、
正確に施工するための仮のコンクリート(補助的工事)です。
強度等に関係なく、あくまで基礎の中心や型枠位置を正確に出す為のコンクリです。
およそ5cm〜厚で表面が平らになるように打設します
「今日の合コンはいいオトコいなくな〜い?」 「そうよね!今日は捨てコンよねー」
これは誤った使い方です(良い子はまねしないように)
捨てコンの上に正確に墨出しし位置を確定させたら、
外周部に型枠を設置します
忘れてはいけません
地鎮祭で神主様より賜った鎮物(札)を防湿シートの下に納めます
型枠完成どえーす
鉄筋も搬入されました!
次回はいよいよ配筋ですー
つづく
のろのろ台風のおかげで、
こちらの作業も遅れがちで困っています
そんな中、合間の晴れ間を狙って外壁工事の締めくくりです
サイディングのジョイント部分のコーキングと
屋根の破風板の塗装(ホワイト)が完了し、モダン度がアゲアゲ↑↑↑↑急上昇
これでようやく足場が外せます
室内は雨の影響を受けず順調に進んでいます
内装クロス工事に突入
壁紙と専用接着剤(アミノール)が到着しました!(もちろんF☆☆☆☆)
それまでの間に壁・天井のボードは凹凸をパテ処理しています
(写真右端の壁面にポツポツとビス穴を処理した跡が見えます)
後は張るだけですねー
足場が外れるといよいよ外構工事に移ります
室内は設備器具設置と仕上げのクリーニング…
完成が見えてきましたねっ
「アメフランデチョーダイ、アメフランデチョーダイ、アレフランスデチョンマゲ…」
テルテル坊主も効果がないので、
毎日寝る前に究極のおまじないを唱えています
(地中海沿岸に伝わる太陽を呼び寄せる儀式よりアレンジ)
つづく
お話は、8月上旬の事になります
大変お日柄の良い日に地鎮祭を行ないました
お日柄以上にオテントサマもご機嫌の激暑日でした(汗)
お施主様ご夫婦、
建築会社であります弊社社長、棟梁を含めて執り行いました
<鍬入れの様子>
S様おめでとうございます
いよいよ工事が始まりますよー!!
まずは地盤調査から始まります!!
(っていうか6月下旬のお話にタイームトリップ)
下の写真が敷地の全景で、
左側部分(砂利引き)は先行して月極駐車場として整地した部分、
右側(土部分)が今回の建築予定地です
この土地は区画整理で現在は宅地になっていますが、
以前はどんな土地だったのか?何に利用されていたのか? がポイントです
前の土地所有者に確認したところ、梨畑と田んぼだったようです
「た、田んぼー!!」
田んぼは引水している為、田んぼ跡地は地盤がゆるいところが多いのです
こいつは入念な地盤調査が必要です…
例によって、
「スウェーデン式サウンディング試験」 なる調査方法で行ないます
「スウェーデン式サウンディング試験」とはなんぞや??という方はコチラをどうぞ
本土地では、
基礎のかかる部分の全5箇所を調査しました
写真のダイジェストが、 『こ・れ・だ! 1,2,3・・・』
結果から言いますと・・・
問題なしぃー!!!!!!! でした(ホッ!)
敷地全体で、建築するほう側は 『梨畑』 だったんですねー
駐車場側のはじっこが以前田んぼだったようです
しかーし、
近くに田があったことは念頭において、
基礎地業の際は、
入念にランマーで叩くよう職方には指示を出しました
念には念を押さないと気が済まないんですが、何か?
つづく
雨の影響を受けない室内工事は予定どおり進んできました
室内の壁・天井は石膏ボードできれいにふさがれました
窓枠と廻り縁はホワイト!奥様のオーダーです
居室のクローゼットもくろーしてゼッティング!?
コチラもホワイトカラーです!すっきりしてきれいですねー
今回の建具関係は、
パナソニック製 「インタルシオモデルノ」 を採用しています
この商品名、早口で10回言ってみてください(笑)
そのあと「コンスタンチノープル」と100回言ってください
※周りに人がいると確実に変な人と思われるので要注意です
階段も工事完了!
手すりも同系白で天下統一!?
こちらも、パナソニック製のシステム階段(ムク集成材)を採用
(注)ムックではありません
今回の和室は洋風和紙なので、
収納もホワイトにしています
一方、
ドア関係は 「エクセルダーク」 で攻めています
『殿、西の都で黒茶集が謀反を企てて候!』
下駄箱もパナソニック製 「玄関収納コンポリア LiviE(リビエ)」 より
コの字型エクセルダークです
窓を設けた明るい玄関です
LDKに隣接した和室には
アルミフレームのスクリーンウォールを入れました
ガッツリお洒落ですゥわ
LDKの一角には、T様からのオーダー!
カラン♪カラン♪ パソコンコーナー!!
ウィムッシュ! と作りました
住設関係も進んでいますヨ
ユニットバスがせっちんぐ完了
こちらは TOTO製 サザナ シリーズです
アンバーブラウンのワンポイントのアクセントパネルがきれいです
現在、TOTO のキャンペーン中にて、
?エアインシャワーヘッド(従来品より35%節水で水勢たっぷり)
?魔法びん浴槽(4時間たっても温かい抜群の保温力)
を大、大、大サービスで無料にて追加オプション!!!
キッチンセットが納品されました
コチラは 「クリナップ製ラクエラ」 です
東京ガスの配管工事が終わり、これからセットします
セット後の様子は完成後のお楽しみということで・・・
雨やら台風やらで外回りの工事が遅れ気味
暑いのは困るけど、すっきり晴れてもらいたいものですねー
霞ヶ関に生息する「どぜうノダ」というイキモノ的に言うと
「太陽も雨も ノーサイド で!!」
ちょっと意味不明になりましたが、
ジジネタ入れたかったんですけど、何か?
つづく
お盆休みの前までに、内装建具が搬入されてきました
本当はお盆明けの工事予定でしたが、
仕事熱心のウチの棟梁にははお盆休みという言葉はないらしく、
「早く材料持ってきて!」 の一言で前倒しとなりました(汗)
建具が続々と搬入されてきました
全て 「F☆☆☆☆」 です
下駄箱(カラー:ダークブラウン)
収納扉(カラー:ホワイト)
室内ドア(カラー:ダークブラウン)
巾木と廻り縁(カラー:ホワイト)
階段(カラー:ホワイト)
階段はこんな風に施工されます
お盆休みに見学を予定していた施主様のT様のために、
棟梁 「2階見学するのに、はしご登ってもらうんじゃ大変だろうからなー」 と
黙々と階段を優先して施工していました
ただの仕事大好きの職人かと思いきや、
実は施主様のことを気にかけている棟梁なのでした。。。
当社で長年サポートさせていただいている地主様より、
相続や節税の対策のご相談を受けておりました
平行して、自己所有土地の売却もお手伝いもさせていただき、
この売却における節税対策も検討した上で、
今後の不動産の有効活用についてコンサルティングを実施
数ある対策の一つとして、
今回の建築地である土地を新たにご購入いただきました
購入土地の総面積は約185坪、
敷地の2分の1を月極駐車場とし、
4分の1の土地上に賃貸タウンハウスを建てることにしました
土地の購入から有効活用、
賃貸住宅の建築、その後の賃貸管理まで
当社で一括してサポートします
分譲住宅で培ったノウハウに、
不動産業で身に付いた賃借人の要望をフュージョン
コンセプトは
「高品質でお洒落な賃貸住宅」
賃貸住宅とは言え妥協を許さない、
ハイグレード共同住宅の誕生です!
【外観パース】
※パースではわかりづらいですが、黒い部分は横ボーダー、下段はキュービック柄のホワイト、
玄関戸境壁はコンクリート打ちっぱなし調に仕上がります
室内と平行して外壁の工事がスタートしました!
?透湿防湿シート
まずは、構造用合板を張った下地を 「透湿防湿シート」 で覆います
白いシートで「S-wall」と書いてあるものがそうです
タッカー(ホッチキスのジャンボサイズのような器具)で
バチコーン!バチコーン!ポップコーン!? コイケヤスコーン!? とくっつけます
シートのつなぎ目は10cm以上重ねながらはっつけます
これにより、余計な湿気が壁体内に入るのをシャットダウン!壁内結露を防止します
<豆知識>
〜「透湿防湿シート」と「防湿気密シート」 ??〜
似たような名前で、見た目もそっくり…でも役割は正反対です!
当社の採用している「通気工法」は透湿防水シートを用い、透湿防水シートと外壁仕上げ材との間に胴縁などを用いて通気層を設ける工法です。
室内で発生した水蒸気など湿気を含んだ空気が万一壁体内に入り込んだ場合、湿気は透湿性のある透湿防水シートから通気層を通じて屋外に排出され壁体内結露の発生を防止します。
また、外壁仕上げ材の接合部等から浸入した雨水が壁体内に入り込むことを防ぎ、速やかに排出します。
一方「防湿気密シート」とは、空気と湿気(水蒸気)を通さない性質をもつシートです。役割は透湿防水シートの全く逆で、主に木造建築物の外壁の室内側に用いられます。
つまり、どちらも防水性能はありますが…
前者は、湿気を通すもので壁の室外側で主に使われる
後者は、湿気を通さないもので壁の室内側で使われる
ということです
間違えて反対に使用するとなんかすごいことになるでしょう
(きっと米国債の様にデフォルトします)
?胴縁(どうぶち)
防湿シートの上に、厚さ15mmの防虫防腐処理を施した胴縁を縦に打ち付けます
ここには、サイディングを張る際に金物を取り付けていくことになります
胴縁は防虫防腐処理をしたものと、そうでないものとがあります
当社は防虫防腐処理をした胴縁を使っています
(写真のようにこげ茶色のモノもが処理済で、白木色のものが未処理のものです)
当然、処理を施してある胴縁の方が高額です
いずれ隠れてしまう部分なので未処理の安い材料を使うビルダーさんは多いですが、
当社は高いほうを使います(だから声を大にしてアピールします)
お客様が長年にわたって満足してお住まいいただけるかどうか? は
お金に替え難いと当社は考えます
?サイディング張り
胴縁の上にサイディングを取り付けていきます
釘頭のでない金物工法で15mm厚のサイディングを順々に張っていきます(重ね合わせていく感じです)
ジョイントの部分は雨の進入を防ぐために下地に金属板(ジョイナー)をつけ、
その上からコーキングで埋めます (青く見える縦の溝の部分)
コーナー部分も、サイディングと同柄のやく物で丁寧に施工します
よくあるパワービルダー系の建売は、
コーナーを金属製の安価なやく物で代用し、テキトーにごまかしてコスト削減しています
家を買うときには、そういうところにも着目してみてくださいね
つまり、
「ウチの建物はそんじゃそこいらの安物とは違うんだゼッ!」
っていう事が言いたかっただけです
今回のサイディングは、
「チャコールブラックの石目タイル調」 と 「白のスクラッチストーン調」 のツートンです
シンプルモダンな組み合わせです
出来栄えは、完成後の写真までおあずけとしましょう(笑)
つづく