
【サウザントコート大坂上】S様邸新築工事 |
?断熱材のご紹介
「ハウスロン 105mm」 もちろん F☆☆☆☆
省エネ基準を満たす優れもの(従来のものより少し厚めです)
エコポイントをゲットするにはこれが必要です
<豆知識>
〜 F☆☆☆☆ってなんだ?? いただきました ☆よっつ!? 〜
冒頭から何度も登場する「F☆☆☆☆」とは、フォースターといい、ホルムアルデヒドを発散する建材の発散量の等級です。
建築基準法により、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材は、その発散レベルに応じて、使用面積が制限されることになりました。
その発散レベルはJIS、JAS又は国土交通大臣認定により等級付けされ、星の数でその等級をランク付けします。
F☆☆☆☆(フォースター)はその中で最も放散レベルの低い最上級品で、建築基準法の規制を受けずに使用できます。
☆の数が多いほどいい物なんですよー(☆4つ以上はありません)
?断熱材充填!!
こんなふうに壁と天井に詰めていきます(写真は、天井の作業途中です)
はい、こんな感じになりました
ロフト部分の壁・天井にもぎゅぎゅっと詰めます
壁面もしっかり断熱
浴室も、もうパツパツです
浴室の床下は、また別の断熱をします
「スタイロエース? 50mm」 もちろんF☆☆☆☆
発泡スチロールみたいな素材です
これも省エネ基準を満たすには欠かせない代物です
(この上にユニットバスがのっかる訳です)
これだけ高性能の断熱材を詰め込んでいれば、
『はやりの“外張り断熱”や“蓄熱方式”なんて必要ないやー』って思ってしまいます
また、それらの工法はメリットもありますが、デメリットも多数あるので賛否両論です
(フローリングの床鳴りがするとか、土台がコンクリートの水分で痩せたとかよく聞きます)
そもそも外張り断熱は、RC造などの建物で威力を発揮するものですから。。。
雪の多い北海道や東北地方なら別ですが、
ここは東京ですからね〜
壁を造る前に、あらかじめ給排水の配管工事をします
水道設備の職方衆が登場です
これは、2Fのトイレと洗面の配管(青が給水、黒が排水)
2Fからの管が1FのPS(パイプスペース)に集まります
これは洗濯機の給水です
水道設備の職方衆は一旦作業終了
また後で登場してもらうことになります
?サッシ設置
サッシが搬入されました(シルバーのモダンタイプです)
?窓枠下地
窓枠の下側には防水シートを施します(グレーのテープ状のものがそうです)
雨水の浸入のみならず、室内側の結露の水滴からも木材を守ります
上右の写真は1F掃出し部分の外側です(だらりと垂れているのが防水シートです)
?バルコニー防水工事(FRP防水)
まず、バルコニー下地合板28mm、この上に12mmを重ね張りします
次にFRP防水下地にガラス繊維マットの補強材を張り付けます
コーナーから立ち上がり部分にもしっかり施工!
(見た目は綿みたいですが、ガラス繊維なのでフワフワというよりジャキジャキ!?です)
FRP樹脂とガラス繊維マットを交互に重ね張り、仕上げにトップコート処理をし、完成でーす!
?屋根葺き
上棟後、最初に行なうのが屋根葺きです
これで雨が降っても大丈夫!!
?土台と柱の筋結
基礎パッキンの上の土台と柱は「エーステンプレート」なる金物で接合します
いわゆる巷で“かど金物”と呼ばれているアレです
?基礎・土台と通し柱の筋結
基礎と土台、通し柱を固定するには、基礎から出ているアンカーボルトに「ホールダウン金物」にてしっかり固定
これで直下型地震にも安心です
2階も同様に小屋組みと柱を固定します
?筋かい
柱と横架材に”筋かい”をいれます
筋かいの両端は「筋かいプレート」なる金物が威力を発揮します
これで壁面の強度が倍増します
「筋かいプレート」のアップ
便利な世の中になりました
?「羽子板ボルト」登場!
ここでは「羽子板ボルト」なる、その名の通り“羽子板”状の金物が重宝します
ネーミングの安易さとは裏腹に、その多様性はピカイチです
小屋梁と軒桁、軒桁と柱、胴差と床張り、通し柱と胴差…
主要な部分はコイツでがっちり結合です!!
?小屋束
ここにも羽子板ボルトが見えますねー
横架材相互の連結をしている短ざく状の金物が「短ざく金物」
ネーミングにひねりが全くありません(笑)
?火打ち
小屋組みの隅角部に斜めにかけるのが「火打ち梁」です
ここにも専用の「火打ち金物」が使用され、桁と梁をしっかり固定します
?防虫処理(2回目)
柱が出揃ったところで2度目の防虫処理です
(オレンジ色のところが処理済)
これでシロアリは寄せ付けません!!
8月に入り工事も本格化してきましたが、暑さも本格化です
職方衆にはキツイ時期です(汗)
?レッカー作業
朝イチから、棟梁はじめ応援の職人衆が現場で待機
早朝搬入された材料を、レッカー(クレーン)を使って次々と組んでいきます
クレーン作業員と職人衆が一つになり、連携をとって施工していきます
<AM11:00頃>
<PM13:00頃>
2Fまできました!
?上棟の幣束(へいそく)
地鎮祭でお清めした幣束(お札)に、上棟年月日、建築主などを書き、棟梁が一番高い棟木に取り付けます
家をいろいろな災難から守ってもらいます(一種の魔よけ札です)
次にこれを見ることができるのは、解体するときになりますが・・・
<豆知識>
〜じょーとーしき?? じょーとーだぜ!!〜
上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事建物が完成することを祈願する儀式をいいます。
上棟式は平安時代初期から行なわれ、中世に盛んとなり、居礎(いしずえ)、事始め、手斧始め(ちょうなはじめ)、立柱、上棟、軒づけ、棟つつみ等、完成まで の建築儀式が数多くありましたが、江戸時代になって、これらの建築儀式を代表する形で、上棟式だけが行なわれるようになりました。
また上棟式では、魔よけのための幣束(へいそく)を鬼門に向けて立て、四隅の柱に酒や塩、米などをまき、天地四方の神を拝みます。地域によっては、餅やお金(硬貨)をまくところもあり、ニュースで話題になったりしますね。
?上棟終了!!
上棟式は、今まで図面で見ていたものが、初めて立体的に形になって現れます
一日で屋根まで一気につくり上げる工事は、見応えありますね
施主様にとって、家を建てるんだという実感が一番沸いてくる日でもあります
フリープランで建てられた方は、建売では味わえない、
一度しかないこの上棟を楽しんで頂くことができます
地域によっていろいろ形式は異なりますが、上棟を祝うということに変わりはありません
この感動は建てた方のみ味わえる至福の時です
ぜひ皆様、体感していただきたいと思います
?基礎パッキン
基礎と土台の間に硬質ゴム(プラスチック)でできている黒い物体…「基礎パッキン」なるものをはさみます
これは基礎と土台の間にはさんで隙間を設けることにより、床下換気を促し、建物の耐久性を向上させる“すぐれもの”です
ちょいと昔までは、基礎に通風孔を設けていました
古い造りの家は、基礎の通風孔が網でふさいであったりもするのですが、猫が入り込んでしまったり、虫がいたり…
なんかジメジメしている感じがしますね
それにひきかえ「基礎パッキン工法」は、建物の周囲にわたって通気孔ができることになり、全体的に風が通るので、基礎を欠きこんで換気口を設ける場合に比べ、通気量が多くなるといわれています
?配管関係
水廻りとなる箇所には、あらかじめ配管工事をほどこします
床を張った後でも、点検口より床下にもぐって作業できます
(キッチンの床下収納キットを外すと、そこが床下への点検口となるわけです)
?土台
基礎パッキンの上に土台を敷いていき、アンカーボルトで固定します
土台とクロスに「大引(オオビキ)」を組みます
大引の下は、鋼製の束(つか)で支えます(調整制度の高いYTB鋼製束です)
?防虫処理
構造躯体の木部をシロアリや害虫から守るため、防虫処理をします
土台・大引、柱の下部は数回にわたり防虫処理をします(うっすら赤いところが処理済です)
防虫に関しては、お引渡し時に保証書を発行しております
?床断熱
土台と大引の間に床下断熱材を充填します
「80mm」で「F☆☆☆☆」等級、次世代省エネ基準対応です
?床下地
床断熱が敷き詰められた大引の上に、床下地合板を敷きます
“剛床”を身上とする当社施工の真骨頂です
90mmの土台の上に、28mmの構造用合板を敷き詰め、何年たってもたわまない“剛床”を造ります
(合計118mm!その上にフローリング12mmが施工されると、130mmにも到達します)
はーい、床下地の完成です!!
これで上棟の準備が整いました〜
?基礎地業(下地造り)
割栗を敷き、2人がかりでランマーを使い転圧し下地を固めます(何往復もしつこくやります)
?基礎配筋
20cmピッチで鉄筋を組んでいきます。
少しでも間隔があこうものなら、住宅保証機構の10年保証(まもりすまい保険)の配筋検査で注意(やり直し)を受けます
よって、当然ながら、始めから注意を受けないようにしっかり施工します
<20cmピッチ>
<コーナー、立ち上がり部分もしっかり配筋>
<配筋完了!>
?コンクリート打設
ポンプ車から生コンを打ち込みます
バイブレーターで振動を与えながらコンクリートにムラが出ないよう丁寧に打ち込みます
事前に、柱や土台の主要箇所にはアンカーボルトを打ち立てておきます
合わせて給排水管などの配管も事前に確保しておきます
こんな感じに全体を仕上げていきます・・・
充分な湿潤期間をおき、コンクリートの強度を発揮させます
型枠をはずすと、この通り!!
ベタ基礎の完成です!!
まだまだつづく・・・
工事に先立って地盤調査をします
地盤調査は、建築する前に必ず行ないます
建築する建物の規模、重量、構造などに合わせ、これに耐えうる地盤強度であるかどうかを調べます
一般戸建住宅では「スウェーデン式サウンディング試験」 なる調査方法がメジャーです
<豆知識>
〜すうぇーでんしき?? さうんでぃんぐしけん??〜
北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが起源とされています。1976年にはJIS規格に制定され、現在では一般戸建住宅向けの地盤調査の大半が本試験によって実施されるに至っています。
<現地でのスウェーデン式サウンディング試験の様子>
●ドリルの付いたロッドを地中に打ち込むことによって強度を確認します
●強度はN値という単位で測定され、これにより強度がわかります
●今回は、敷地内の5地点で測定しデータを取りました
軟弱地盤の場合には、地盤改良工事を行ないます
(その軟弱度合により数種類の改良工事があります)
この大坂上は台地上なので、地盤は固いとされています
期待通り、本建築地の調査結果も木造2階建てを建てる上では全く問題ない強度でしたので、特に地盤改良の必要はありませんでした
(地盤調査報告書は完成後施主さまにお渡しします)
当社の場合、仮に地盤強度が基準値を満たしていても、
”ぎりぎりクリアー” なんて場合には、ラッキーと思って手を加えないことは絶対にしません!
念には念を入れて、地盤補強工事を実施します
地震で家が傾いてからでは手遅れですからね
大切な家ですから、費用がかかってもここは徹底しています。。。
雨の予報でしたので、前日にテントを設置しました
合わせて草刈りも実施…この時期は伸びるのが早くて大変です(汗)
当日は曇りでしたが、念のためテント内にセッティング
終盤には小雨となりましたが、無事終えることができました
さあ、いよいよ工事着工です!!
当社の土地分譲【サウザントコート大坂上】をご購入されたS様
3月の土地の契約から早4ヶ月…
度重なる建物打ち合わせの末、ついにS様理想のプランに辿りつきました
「家はリラックスする場所でありたい」とご主人、
「家はスタイリッシュでお洒落な空間がいい」と奥様、
造り手もS様にシンクロし、住まいへのいろんな想いを詰め込みました
今月からいよいよ着工です!
住宅版エコポイントに対応した省エネ基準クリアの次世代エコ住宅、
モダンLDKやアップグレードのキッチン・バスなどこだわりの設備…
素敵な家を想像し、今からワクワクします。。。
随時、進捗や施工j状況をアップしていきます。乞うご期待!!
【打ち合わせ資料】…膨大な資料のほんの一部です
【外観パース(予定)】