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注文住宅・リフォーム進捗状況 - 注文住宅カテゴリのエントリ

今回の土地には、なんと!! 

水道管・ガス管が入っておりません

 

この土地には、もともと1件のお宅があり、それぞれの管が1本づつ引き込みがされておりましたが、

土地を3分割したことにより、その内の1宅地のみに管が引込まれている結果となり、

残りの2宅地には残念ながらライフラインがないっ! という状況です

 

 

その代わり、当土地の前の歩道には歩道の切り下げがされています(元々駐車場があった場所だったんですね)

歩道の切り下げがしていないと、車道と歩道の段差があり、車の出入りができません

歩道部分の切り下げや植え込み・ガードレールの撤去には多大な費用と、役所関係の申請の時間がかかります・・・

これがない分よかったです(汗)

 

<現地の歩道の切り下げ>…これが元々あるので、歩道を横切り宅地内に車の出し入れが可能!

 

土地のご購入を考えている皆様、

土地にライフラインが引込まれているか?車の出入りは問題ないか?境界ははっきりしているか?・・・などなど

いろいろなチェックポイントがあります

これをおろそかにしてしまうと、あとあと多大な費用がかかったり、トラブルの元になります

立地条件や価格だけでなく、こういったところも是非ご注目ください!

(今回のK様には、事前に当社が調査・報告した上で、ご納得の上でご購入いただいております)

 

 

話はそれましたが…

したがって、まずは水道管の取り出し工事からスタートです!

※ガスの引込みは止め、その分の費用を オール電化仕様 に回すことになりましたー

 

 

道路部分(歩道)に水道本管が埋設されていましたので、ここを掘削して宅地内に分岐します

歩道の黒い部分は掘削した場所です(仮復旧)、その先の宅地内には水道メータを設置しました(ブルーののふた)

当然ながら、事前に水道局への申請をし、道路掘削するのに警察署にも許可をもらっています

(勝手に掘削することはできません)

 

 

 

電気も仮設電柱を立てます

その右側に、水道の立水栓を立て、仮設トイレも設置完了(写真はありませんが・・・)

 

 

 

建物の位置に地縄をはりました

地盤改良工事をする為の建物配置の目安となります

いよいよお次は 【地盤改良工事】 に突入です!!

 コンクリートによる「柱状改良工事」を予定しています

内装の建具が続々と搬入されてきました

全て 「F☆☆☆☆」 です

 

下駄箱

 

 

押入れ関係

 

 

化粧階段(ささら桁) ※切り込み作業中

 

 

下駄箱が組みあがりました!

白の全面収納タイプ(姿見ミラーつき)で、明るいですねー

 

 

LDK入口のガラス入りドア(カラーはブラックウォルナット)

 

 

モダン和室には3本引きのアルミフレーム引き戸(FIXガラス入り)

※ガラス部分はまだ養生してあります

 

 

モダン和室の押入れは、鏡面ホワイトドア

 

 

ホワイトとダークブラウンを組み合わせたS様こだわりのモダンテイスト

仕上がりが楽しみです。。。

今回は2種類のサイディングを組み合わせます

 

ベースはアイボリー系の石目調(横柄)、

バルコニー・玄関など前面にくる部分にはダークグレーの石目調(マス柄)にしています

こうすることにより、ダークグレー部分がゲート状になり重厚感を増していきます

 

 

 

実際に張った部分のちょうど境い目

(境い目のブルーの部分にはコーキング処理がされます)

 

 

 

バルコニー下や玄関上などの出隅部分には水切り金物を取り付けます

サイディングの切り口からの水の浸入を防ぐと共に、意匠性も向上します

(これをつけないで別のもので代用し安上がりな施工をする建築会社もけっこうあります)

 

 

 

張り終えましたー!

まだ足場とシートがかかっているので、全貌が明らかになるまで、乞うご期待!

 

?胴縁(どうぶち)

防湿シートの上に、厚さ15mmの防虫防腐処理を施した胴縁を縦に打ち付けます

ここには、サイディングを張る際に金物を取り付けていくことになります

<プロ目線!?> ※素人では良し悪しの判断つかそうなものを、このコーナーでご紹介します

  「胴縁の色に着目ください」

 

<解説>

当社の使用する胴縁は こげ茶色 をしています

これは防虫防腐処理をしているのでこんな色なのです

(白木っぽい胴縁を施している現場も良く見受けますが、防虫防腐処理をしていない木です)

 

当然のことながら、防虫防腐処理をした胴縁の方が高額ですが、

施主様に見えない部分とはいえ、

大事な部分なので良いものを使います

これが当社の身上です!

 (サウザントコートシリーズの標準仕様としております)

 

 

?サイディング張り

胴縁の上にサイディングを取り付けていきます

釘頭のでない金物工法で15mm厚のサイディングを順々に張っていきます(重ね合わせていく感じです)

ジョイントの部分は雨の進入を防ぐために

下地に金属板(ジョイナー)をつけその上からコーキングで埋めます(溝の部分)

 

防湿シートと外壁材サイディングとの間には空間ができます

ここが空気の通り道となり、

壁内の結露防止や住宅の長期耐久性と快適性を維持・向上させます

当社では、このような『通気構法』を推奨しています

 

 

張り終えた部分です

黒の縦ラインが溝の部分です

ここはコーキング処理を施します

(仮に少々の水が浸入しても下地金属板がシャットアウトします)

白のサイディングがきれいです

S様と見本を見比べながら吟味しましたが、

なかなかよいチョイスだったと思います(笑)

 

 

お次は、ダークグレーに張り分けた正面アクセント部分の石目調のサイディングでーす

つづく・・・

 

?構造用合板

外壁下地には構造用合板(パーティクルボード)を使います

今回は、日本ノボパン工業社製の、その名も 「novopan STP?」 です

せん断強度が高く、地震・火災・風災から家を守ります また水分にも強いのが特徴です

何より、100%リサイクル木材を使用しているので、地球に優しいエコ商品です

 

 

?屋根ルーフィング

屋根の下地として防水シート、ルーフィング(緑色の部分)を貼り付けます

立ち上がり部分もしっかりルーフィンgoo!

ルーフィングはアスファルトの成分が含まれているため、ほんのりアスファルトのにおいがします

 

 

?防湿シート

構造用合板を張った下地を 「防湿シート」 で覆います

白いシートで「S-wall」と書いてあるものがそうです

タッカー(ホッチキスのジャンボサイズのような器具)でバチンバチンとくっつけます

これにより、余計な湿気が壁体内に入るのをシャットダウン!壁内結露を防止します

 

バルコニー内側も、この通り

  

 

玄関まわりも、ほれ!                     

 

ついでに玄関のアップ

今回、建物10年保証の検査を実施する(財)住宅保証機構のポスターが見えます

2009年10月から「住宅瑕疵担保履行法」が施行され、住宅を新築する建設会社は保証金を供託するか保険に加入するかのいずれかの措置をとらないといけません

本建物は、住宅保証機構の「まもりすまい保険」に加入したので、ポスターで告知している訳です

これで、S様のお宅は10年間、「構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分」については保証対象となります

 

 

シート張り完了!

 

 

【地盤調査】

カテゴリ : 
注文住宅 » 【調布市菊野台】K様邸 新築工事
執筆 : 
 2010/8/20 11:10

いよいよ工事着工です!!

しかし、その前に必ず地盤調査を実施します

今回も「スウェーデン式サウンディング試験」でゴリゴリ掘っていきます

※「スウェーデン式サウンディング試験」って何ぞや!! という方は↓↓コチラ↓↓を見てください 

http://yama-san.co.jp/modules/cbhr/details.php?bid=77

 

 

合計5箇所を測定 (建物ののっかる四隅+真ん中)

 

調査の結果、測点により地盤強度にばらつきが見られました

基準値はクリアーしていますので、そのまま建てることもできますが…

当然の事ながら、念には念をいれて

地盤改良工事を実施します

3階建てなのでなおさらです

傾いたら困りますからね〜

 

改良方法は、柱状の型を何十本も地面に打ち込み、そこにコンクリートを流し込んで杭をつくる

「柱状改良工事」を予定しています

?石膏(せっこう)ボード

断熱材を施した壁は石膏ボードでふさいでいきます

耐火性に富んでいますが、水に弱いです(水廻りは専用の石膏ボードを張ります)

 

 

まずは天井から張っていきます

壁は床工事が終わってからになります

この時点で電気の配線工事は済んでいます(天井から照明用のコードがでていますね)

 

 

水廻り用の石膏ボード(写真左側)

通常の石膏ボードは写真右側の茶色いタイプ、

水廻り用は写真左側の薄緑のタイプ(ここは洗面室になります)

 

 

?フローリング張り

当社は、イクタ社の「パワフルフロアー」を使います これもF☆☆☆☆!

1FはS様のご希望で、白の大理石調のものを入れました(床暖房対応です)

傷防止の為、養生してありますので一部しかみえません

四角く開いている所は、床下収納を設置するスペースです

 

2Fは同じく「パワフルフロアー」のブラックバーチ色です

このイクタ社の「パワフルフロアー」はその名の通り “パワフル” で、

丈夫で傷がつきにくい材質です

大工さんからも 『程よい硬さで作業もしやすい』 と好評です

 

ただ・・・・・・・・・

 

ノーマルのフローリングよりも、お値段が少々高いんですねー

しかし、材質の強さを考えればお買い得です!

また、表面の質感も全然Good!!です

※実はここだけの話、今年中に建築いただくお客様にはサービス提供しています

 

当社の身上である「剛床」は、このパワフルフロアーでさらにパワーアップ です!!

 

 

?床暖房工事

LDKにはツツミ社製の床暖房を使用します

銀色の電熱シートを床に張ります

これの上に傷をつけないようにフローリングを張っていきます

 

 

?建具が到着

続々と建具が到着します

   

 

梱包のアップ(もちろんF☆☆☆☆)

 

?断熱材のご紹介

「ハウスロン 105mm」 もちろん F☆☆☆☆

省エネ基準を満たす優れもの(従来のものより少し厚めです)

エコポイントをゲットするにはこれが必要です

 

 

<豆知識>

〜 F☆☆☆☆ってなんだ?? いただきました ☆よっつ!? 〜

冒頭から何度も登場する「F☆☆☆☆」とは、フォースターといい、ホルムアルデヒドを発散する建材の発散量の等級です。
建築基準法により、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材は、その発散レベルに応じて、使用面積が制限されることになりました。

その発散レベルはJIS、JAS又は国土交通大臣認定により等級付けされ、星の数でその等級をランク付けします。
F☆☆☆☆(フォースター)はその中で最も放散レベルの低い最上級品で、建築基準法の規制を受けずに使用できます。

 ☆の数が多いほどいい物なんですよー(☆4つ以上はありません)

 

?断熱材充填!!

こんなふうに壁と天井に詰めていきます(写真は、天井の作業途中です)

 

 

はい、こんな感じになりました

 

 

ロフト部分の壁・天井にもぎゅぎゅっと詰めます

 

 

壁面もしっかり断熱

 

 

浴室も、もうパツパツです 

 

 

浴室の床下は、また別の断熱をします

「スタイロエース? 50mm」 もちろんF☆☆☆☆

発泡スチロールみたいな素材です

これも省エネ基準を満たすには欠かせない代物です

(この上にユニットバスがのっかる訳です)

 

 

 

これだけ高性能の断熱材を詰め込んでいれば、

『はやりの“外張り断熱”や“蓄熱方式”なんて必要ないやー』って思ってしまいます

また、それらの工法はメリットもありますが、デメリットも多数あるので賛否両論です

(フローリングの床鳴りがするとか、土台がコンクリートの水分で痩せたとかよく聞きます)

 

そもそも外張り断熱は、RC造などの建物で威力を発揮するものですから。。。

 

雪の多い北海道や東北地方なら別ですが、

ここは東京ですからね〜

壁を造る前に、あらかじめ給排水の配管工事をします

水道設備の職方衆が登場です

 

これは、2Fのトイレと洗面の配管(青が給水、黒が排水)

 

2Fからの管が1FのPS(パイプスペース)に集まります

 

 

これは洗濯機の給水です

 

水道設備の職方衆は一旦作業終了

また後で登場してもらうことになります

 

?サッシ設置

サッシが搬入されました(シルバーのモダンタイプです)

      

 

 

 ?窓枠下地

窓枠の下側には防水シートを施します(グレーのテープ状のものがそうです)

雨水の浸入のみならず、室内側の結露の水滴からも木材を守ります

  

上右の写真は1F掃出し部分の外側です(だらりと垂れているのが防水シートです)   

 

 

?バルコニー防水工事(FRP防水)

まず、バルコニー下地合板28mm、この上に12mmを重ね張りします


 

次にFRP防水下地にガラス繊維マットの補強材を張り付けます

コーナーから立ち上がり部分にもしっかり施工!

(見た目は綿みたいですが、ガラス繊維なのでフワフワというよりジャキジャキ!?です)

 

FRP樹脂とガラス繊維マットを交互に重ね張り、仕上げにトップコート処理をし、完成でーす!

  

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