注文住宅・リフォーム進捗状況 - 最新エントリー

一気に更新しまっせー!

 

 

まずは、構造用合板を張った下地を 「透湿防湿シート」 で覆います

白いシートで「S-wall」と書いてあるものがそうです

タッカー(ホッチキスのジャンボサイズのような器具)で

バチコーン!バチコーン!とくっつけます

シートのつなぎ目は10cm以上重ねながらはっつけます

これにより、余計な湿気が壁体内に入るのをシャットダウン!壁内結露を防止します

防湿シートの上に、厚さ15mmの防虫防腐処理を施した胴縁を縦に打ち付けます

ここには、サイディングを張る際に金物を取り付けていくことになります

 

 

 

 

 

 

胴縁の上にサイディングを取り付けていきます

釘頭のでない金物工法で15mm厚のサイディングを順々に張っていきます(重ね合わせていく感じです)

ジョイントの部分は雨の進入を防ぐために下地に金属板(ジョイナー)をつけ、

その上からコーキングで埋めます (青く見える縦の溝の部分)

 

 

 

 

 

 

今回は、なーんと4種類のサイディングを張り分けて使っています!!

完成が楽しみですねー

 

 

 

 

 

 

室内に目を戻しますと…

耐火ボードが張り終えています

カウンターキッチンも原型が見えてきまシター!

 

 

 

 

 

 

階段もできましたー

今回は上下2世帯のアパートですが、

2階のお部屋の玄関は1階にあり、室内階段で2階に上がるという訳です

 

 

 

 

 

ってなかんじで、大工さんの工程はもう終盤です

 

お次は設備器具の設置や内装工事に突入です

 

そろそろ物件名を考えないとねー♪

 

室内の木工事をご紹介します!

実は現地では室内はほぼ完成していますが(汗)

 

 

 

1階の天井部分です

野縁がきれいに組みあがりました

 

 

 

 

 

 

これも1階の天井ですが、

2階の給排水の配管を施してあります

(今回はアパートなので、1・2階ともバス、トイレ、洗面があります)

 

 

 

 

 

 

2階の天井部分もこんな感じに仕上がりましたとさ

 

 

 

 

 

 

断熱材が到着しました

1階と2階の界壁部分には100mm厚のロックウールを入れます

(間違えてロックンロールを入れるとYAZAWAに怒られます)

 

いつも新築建売工事で使っているのより厚いです(通常75mm)

何故かって?アパートなので色々大人の事情があるのです

 

 

 

 

 

 

界壁部分につめつめつめしました

 

 

 

 

 

 

断熱材を詰めたら耐火ボードで覆います

界壁部分はここも特別に2重張り!

 

 

 

 

 

 

通常の断熱材はこちら

75mm厚でっせ

 

 

 

 

 

 

天井・壁にガンガン詰めこみます

 

 

 

 

 

 

そんでもって陸屋根部分の屋根裏には特別にファイバーグラスを使用

何故かって?? これもいろいろ大人の事情があるのです

 

 

 

 

 

 

 

材料が搬入されてきました!

 フローリングは久々登場の 「イクタ社 パワフルフロアーREO」 です

賃貸住宅にはもったいないくらいの仕様です

 

 

 

 

 

 

到着を待っていた大工さんは早速施工!

奥は養生板をして隠れていますが、色は手前の方をご覧下さい(ホワイトオークです)

なかなかきれいな色ですよっ

 

 

 

 

 

 

階段材も到着です 

 

 

 

 

 

 

お次は防水です

 バルコニーや陸屋根上部(下の写真)はFRP防水です

 

まずは下地にガラス繊維マットの補強材を張り付けます

 

 

 

 

 

 

FRP樹脂とガラス繊維マットを交互に重ね張り、

仕上げにトップコート処理をし完成します(下の写真は施工途中です)

 

 

 

 

 

 

屋根コロニアル張り の施工中です

アスファルトルーフィング(緑の部分)の上にカラーベストコロニアル(カラー:黒)を張ります

専用はしごを足場にかけで作業をしています

危ないので私は上には上がりませんでした(汗)

 

 

 

 

こんな風にどんどん進んでいってますー

 

今までお住まいだったオーナ様の住み替えに伴い、

賃貸物件として貸せるように室内をリフォームしました

 

賃貸なので極端な設備のグレードアップはしていませんが、

私どもの経験上、

賃貸物件として貸し出すのに必要なリフォームを施しました

 

今回は、施工後(after)のみのご紹介とします

 

 

 

 

1.全フローリング張替え

 

LDK、玄関ホールの旧フローリングを張り替えました

同時にカーペットだった洋室2室もフローリングに変更しました

 

当マンションの規約で 「遮音等級LL45以上」 の性能の床材を使用する

決まりがあります

床材の下にはスポンジマットのようなものが施されており、

これが階下への音を吸収します

 

このフローリングの上を歩くと ふっかふっか しております

 

<LDK>

 

 

 

 

 

<キッチン>

 

 

 

 

<廊下>

 

 

 

 

 

<洋室>

 

 

 

 

 

 

2.和室

 

畳は表替え、

襖は紙襖から木製のフラッシュ戸に変更

賃貸の場合、入退去のたびに襖紙の張替えが発生するので、

これをなくす為にあえて木製にしております

建具をダークニスで塗装、壁紙も和室使用にチェンジし、洋風和室の完成です

  

 

 

 

 

 

 

3.設備関係

 

<洗面台>

本体は替えていませんが、

旧蛇口を今風なシングルレバータイプに交換

これだけでも全体がきれいに見えてしまいますわ、うふふ

 

 

 

 

 

<洗濯水洗>

最近の全自動洗濯機のホースが簡単につけられる蛇口に交換

最近の蛇口は止水弁付きなので、

不在時にホースが外れても水が止まる仕組みになっています

 

 

 

 

<トイレ>

旧ウォシュレットは撤去し、

新たに暖房便座を取り付けました

(統計上、暖房便座は女性には大変喜ばれるようです)

それ以外は前のままです

 

 

 

 

 <バスルーム>

浴槽のゴム栓のチェーンを交換しました

あとは替えていませんが、念入りにクリーニングしています(汗)

 

 

 

 

 <エアコン>

旧エアコンは処分し、新規エアコン(パナソニック電工製)を2基導入!

最近の賃貸住宅はエアコンが必需品ですね

 

LDK                         和室

   

 

 

 

 

 

他には、スイッチプレート交換したり、

細かい工事をしています

 

 

賃貸だからとは言え、汚い部屋のままではお客様に嫌われます

かといって、お金にいとめなくグレードアップするのはきりがありません

 

賃貸物件として世に出す為の 最低限+α  の手入れが必要なのです

 

また、入居者の入れ替えがあるので、

その際のメンテナンスや原状回復を楽にするような工夫も必要です

 

その辺のニュアンスは、ただのリフォーム屋さんではわからないでしょう

普段入居者を案内したりしながら

不動産業を兼業している我々だからわかるというものです

 

このお部屋も16年間の垢を落として、

賃貸物件として再スタートです

 

オーナー様のためにも、

早くお客さん決まるといいなー

 

おしまい

 

 

 

工事が完了しました

 

古いマンションなので、

配管や動かせないRC壁などの制限があり少し難航しましたが、

ほどよくまとまりました!!

 

 

 

【間取り】

 

変更後の間取り

大幅には変えていませんが、キッチンを I型 から L型 に変更しています

従来のI型キッチンだと、冷蔵庫置場がリビングに飛び出していたので、

L型にすることでキッチンスペース内に冷蔵庫置場を収めています

(冷蔵庫置場の横のPSが動かせないので苦労しました)

 

 

 

 

 

 

 

今回は部屋の入口から順にご紹介!!

 

 

【玄関まわり】

 

玄関タタキは石目調のクッションフロアーを使用しています

ごーじゃす感を出すためです

 

 

 

 

 

 

下駄箱は 「パナソニック製玄関収納コンポリア」 です

上部は吊り型、下部はカウンター型になっていて、

カウンターの上には花瓶とか置けちゃいます

(元々は下段だけの小さな置型下駄箱でした)

 

なぜ上下一体型ではないのか って?

それは、ブレーカーが邪魔してるからなんですね

 

 

 

 

 

 

玄関照明は壁にブラケットをつけました

微妙にお洒落のつもりです

 

 

 

 

 

 

玄関入って正面はホールです

マンションは玄関入るとまずここが目に入ります

大体のマンションは、玄関が北側に配置され暗い感じが否めません

でも今回はそれを払拭!

ファーストインプレッションを良くする為に、あえて明るめの配色で勝負です

(LDKのガラス扉からこぼれる光もナイスです)

 

 

 

 

 

 

  

玄関ホールには収納を設けました(写真左)

それと背中合わせに洗面室前にも収納があります(写真右)

 

 

 

 

 

収納内はこんな感じ…

   

玄関ホール側(写真左)は棚を3段設けています(下2段は可動式で自由に動かせます)

洗面室側(写真右)は掃除機などの長物が入るようにしてあります(上段もあります)

 

 

 

 

 

 

 【洋室】

 

白を基調とする明るい部屋に仕上がりました

帖数以上に広く感じますよっ!

 

 

 

 

 

 

大型のクローゼットもあります

開けると上段に枕棚、その下はパイプハンガーになっています

 

 

 

 

 

 

【洗面室】

 

洗面室には洗面台と洗濯防水パンをセッティング

 

 

 

 

 

 

洗面台は 「クリナップ製ミラーキャビネット」 です

シャワー付きシングルレバー水栓となっています

 

 

 

 

 

 

 【トイレ】

 

トイレは 「TOTO製 ウォシュレット」 に新規交換

床面は大理石調のCFで清潔感と高級感を出しています

特に際立った機能はありませんが、

新しいトイレっちゅーのは えくすとらばーじん な感じでいいもんです

 

お住まいになる方は、毎日トイレをきれいにしてください

そうすると、女神さまがやってきて、べっぴんさんになれるようです

(関西の植村さんちのおばあちゃんがそう言っています)

 

 

 

 

 

 

【バスルーム】

 

デザインバスは、「TOTO製1117デザインバス」 です

 アクセントパネルのアドリアブルーが鮮やかです

 その他に、

1.翌朝にはカラットさわやかになってる 「カラリ床

2.二重断熱で6時間たっても湯温の低下は約2度といわれる 「魔法びん浴槽

3.排水の髪の毛をしっかりキャッチ、ポイっと捨てられる 「らくポイヘアキャッチャー

などなど、TOTOさん一押しの商品 が テンコ盛りです!

 

 

 

 

 

 

【リビング】

 

バルコニーに面したリビングも開放感たっぷり

エアコンも新設しました

 

 

 

 

 

 

 反対側から見ると、

ホールへの扉(右側)とキッチンスペース(左側)が見えます

右側の壁には録画機能付きのモニター付きドアホンがあります

 

 

 

 

 

 

【和室】

 

リビングに隣接して6帖の和室があります

引き戸を開ければリビングと一体で使うと16帖くらいの大空間になります

 

ちなみに畳はもちろん新調しております

 

 

 

 

 

 

 1間半あった元押入れは、洋風に3連の引違い戸に変更

いまどき紙の襖じゃあ格好つかないですもんねー

 

 

 

 

 

 

 

左側を開けると押入れタイプで中段を設けています(布団なんかはバッチリ入ります)

上段にも枕棚を設け、その下にはパイプハンガーをつけました

お洋服も、これまたバッチリ収納できます

 

 

 

 

 

 

右側はクローゼットタイプにしてあります

コートなどのお洋服はコチラにどうぞ!!

 

元々の押入れの広さを充分に生かし、

機能性を高めています

 

ちなみに、

この3連引き戸は両サイドの扉を動かすと連動して真ん中が動くという

なんかすごい 引き戸です

 

 

 

 

 

【システムキッチン】

目玉商品は最後におでましです

L型のシステムキッチンは 「クリナップ製ラクエラ」 シリーズです

 

1.人造大理石天板

2.ホーロートップ3クチガスコンロ&グリル付き

3.オールインワン浄水器付き、シングルレバーハンドシャワー水栓

4.アッパー&ベースキャビネットで豊富な収納量

5.お手入れらくチンの鏡面キッチンパネル

 

シルクボルドーの扉カラーが印象的に仕上がりました

 

 

 

 

 

 

ざっとご紹介しましたが、

従来の間取りに比べて器具が新品になったのは確かですが、

それ以上に、

格段に使いやすくなったと思います

 

これがリフォームとリノベーションの違いではないでしょうか

 

住まいも歳をとります

20年もたてば生活様式も変わります

 

最新の設備や技術で、

現代風に、また今の生活スタイルにリノベーションすることで

更に快適な暮らしを実現します

 

これからの時代に必要不可欠なのかも知れません

 

マンションご所有の皆様もいかがでしょうか?

 

愛着のあるお住まいが、

更に大好きになりますよー

 

 

おしまい

 

 

今回使用する床材(フローリング)をご紹介します

 

パナソニック製マンション用フロアで、

カラーはエクセルホワイト

 

 

 

 

 

通常分譲マンションのリフォームをする際に、

そのマンションの管理規約で定められている仕様で工事をしなければなりません

 

昨今では上下階の音の問題を考慮し、

遮音等級LL-45」 以上の性能を持つ床材で施工しなさいと、

大半のマンション管理規約でうたっています

 

本マンションの管理規約では「LL-40」以上にしなさいという指示があります

下の表でもわかるとおり、LLの数値が小さいほど防音性能に優れています 

 

本マンションの施工基準は、より厳しいものと言えますね

 

 

 

<豆知識>

〜LL45って何ぞや??〜

遮音性能を基準に照らし合わせ、等級に表したものを「遮音等級」といいます。
例えば、床の遮音等級は、記号「L」で表示されます。
マンションの場合、「L45」〜「L50」程度が一般的な等級で、この数が小さいほど遮音性能に優れています。
遮音性能は、床のスラブ厚や工法、床の仕上げ材料により決定されます。

 

 遮音等級の目安 (日本建築学会の遮音性能基準97.7)

遮音等級 L−60 L−55 L−50 L−45 L−40
人の飛び跳ね
歩行音
よく聞こえる。

聞こえる。

小さく聞こえる。 聞こえるが意識することはない。 かすかに聞こえるが、遠くから聞こえる感じ。
物の落下音、イスの移動音 かなり聞こえる。 気になる。 聞こえる。 小さく聞こえる。 ほとんど聞こえない。
生活実感 スリッパ歩行音が良く聞こえる。 イスを引きずる音がうるさく感じる。 イスを引きずる音は聞こえる。 スプーンを落とすとかなり聞こえる。 気配は感じるが気にならない。

 

 

 

 

 

今回使用する「LL-40」のフローリングの裏面です

スポンジのようなクッションが前面に貼られています 

 

このフローリングを張ると、

フカフカした感じになります

(分譲マンションではよく見受けられます)

 

 

 

よくあるマンションの 「LL-45」 よりも 

今回の 「LL-40」フローリング の方が防音性が高いのです

 

かつ、このフローリングの下地はもともとのフローリングです

よって二重張りになっているので余計防音効果が高いと思われます

 

 すんごいねー

今回はリノベーションなので普通のリフォームと違います

水廻りを含む全ての設備を交換し、

部屋の機能性、資産価値を増幅する工事をします

そうしないと リノベーション なんて格好いいこといえません 

 

間取りも少し使いやすいように変更、

水廻り(キッチン、バス、洗面)は全て交換、

床のフローリングも壁紙も全て張り替え、

建具や建具枠もほぼ交換、

 

ということで、室内の解体から始まりました

 

 

まず工事前のキッチンから

(一応16年くらい前に交換したのですが、いかんせん古いですね)

 

 

 

 

全部取っ払ってしまいました

壁のタイルもこのあときれいに剥しました

換気扇のダクトと給排水管、ガス管が出てきましたね

 

元々は「I型」のキッチンでしたが、

同じようなI型キッチンだとキッチンスペース内に冷蔵庫を置けないので

何とかキッチン内に冷蔵庫が置けないかなー…っと考えました

 

でも動かせないコンクリートスラブやパイプスペースがあるために、

思うようにプランニングできません

 

空っぽの頭をフル回転させ悩みましたが、

頭フルってみたら答えがでました!!

(仕上がりは後日ご紹介) 

 

 

 

 

 

 

こちらは従来のバス

これも全て解体し撤去(撤去後の写真は撮り忘れました)

 

 

 

 

 

洗面室の洗面台も撤去!

配管するのに床を切ったりしています

床下にはマンションの鉄筋コンクリートスラブが見えています

 

 

 

 

 

室内はと言うと…

こんな感じにバリバリ「解体」しています

これがきれいに再生される頃には「買いたい」気分になるといいです

 

 

 

 

 

このように、大半を壊して造り直していきます

 

一体どんな部屋に仕上がるのでしょうか!?

 

お楽しぃみに〜

 

 

多摩市和田 大栗川のリバーサイドに佇む分譲マンション

「ルミネ聖蹟桜ヶ丘」

 

南面は大栗川で日当たり良好

閑静な住環境でとても住みやすいマンションです

 

当社で以前から1室保有しており、

今までは賃貸にしておりましたが、

今回の退室を機に売却することとしました

 

しかし昭和59年の分譲で、

外装などは管理組合のもと大規模修繕も行なって管理状況は良好ですが、

いかんせん当時のままの室内の設備ではちょっと売りづらいかも…

 

ということで、リノベーション工事をすることにしました

 

中古マンションの 「住みやすさ」 に、

     ひと手間加えて 「快適な空間」 へ…

 

匠の技で再生します!

 

《外観》

だいぶ更新が遅れてしまいました(汗)

リアルタイムにお伝えするのが「見せる工事」の本当の趣旨…

がんばって追いつきます!!

(っていうか職方衆は別の現場と掛け持ちなので、それほど工事は進んでいません)

 

 

●棟札

屋根裏に棟札を奉じます

これは地鎮祭で神主さんにお清めしてもらったものです

解体するまではこれで見納めです

 

 

 

 

 

●構造用合板

外壁下地には構造用合板(パーティクルボード)を使います

まいどおなじみの、日本ノボパン工業社製の、その名も 「novopan STP?」 です

せん断強度が高く、地震・火災・風災から家を守ります また水分にも強いのが特徴です

何より、100%リサイクル木材を使用しているので、地球に優しいエコ商品です

 

 

 

 

 

●防虫処理(1回目)

オレンジ色のところが防虫処理をしたところです

(写真は玄関付近)

これでシロアリや害虫は寄せ付けません!!

 

 

 

防虫処理3回目も終了!

 

 

 

 

 

●2階床下地

今回は木造の賃貸住宅ということで、

上下階の音漏れを考慮し、2階の床をいつもより強靭にしております

旭化成建材製 ALCパネルの ユカテックという商品で、厚さ36mm!!

足音など重量床衝撃音に対し防音効果があります

※官公庁の物件などでも使われている優れものだそうです(旭化成建材HPより)

 

 

 

 

 

横から見ると厚さがよくわかります

梁の上に24mmの合板を敷き詰め (ここまでは当社のいつもの剛床仕様)、

更に36mmのALCパネルが敷き詰められます

 

 

 

 

 

2階床下地の全景です

重量床衝撃音の低減、遮音性、防火性能に優れています

賃貸ですと上下階の音の問題で入居者間でトラブルになります

賃貸管理上の経験を生かし、未然に防止しようとこういった施工をしています

だた、これで完全に音が消えるわけではありません

あとは共同住宅に住むという入居者さん同士のモラルが大切かと思います

 

 

 

 

 

●サッシ防水

窓枠の下側には防水シートを施します(グレーのテープ状のものがそうです)

雨水の浸入のみならず、室内側の結露の水滴からも木材を守ります

 

 

 

 

 

●浴室の基礎断熱です

50mmの断熱材で囲います

 

 

 

コチラは1階の浴室

7点の塩ビ管を鉄筋とコンクリートで固定し、ユニットバスの足を作っています

 

 

 

 

 

2階部分は床下に配管スペースをとらないといけないので、

先に施工しています

 

 

 

すがすがしい陽気で

職方衆には仕事しやすい季節ですねー

 

つづく

ついに完成の日がやってきました

 

何度経験しても完成が近づいてくると緊張します(汗)

とても心配性のわたくしだす  おっと噛み噛みです

 

では、順番にご紹介していきます

 

 

 

<LDK>

白を基調としたシンプルモダンなカラーリングです

T様のセンス溢れるチョイスが光ります

床材はパナソニック製「e-フロアー」  カラーはエクセルホワイトです

 

 

 

 

 

LDKと隣接してミニ和室を作りました

畳は人気沸騰中!! ヘリ無しの「琉球畳」です

フローリングと畳がフラットになるように床面を調整しています

 

 

 

 

 

和室は、アルミフレームのクリアガラスサッシ(パナソニック製)を閉めることで仕切れます

吊り戸ですが、戸を閉めると床面にセットしてある磁石式ストッパーが磁力でニョキっと出てきて、

横振れを防止してくれる優れものです(開放時は床より下に引っ込んでいます)

引き戸は開放しておけば広々使えますし、

急な来客時には、散らかっているものを和室に押し込んでクローズすれば おっけー牧場です

 

 

 

 

 

LDKの一角にはオーダーでパソコンコーナーを設けました

天板にはコード通しの穴を開けてキャップしてあります

中段部には電話配線と増設コンセントを持ってきました

 

 

 

 

 

<キッチン>

対面型キッチンは上部オープンタイプで開放感ばつぐんです

クリナップ社製の 「ラクエラ」 

鏡面仕様の扉色はシルクブラウン、天板は人造大理石仕様です

ホワイト基調の室内ととてもマッチしています

※床下収納も施工してありますよー

 

 

 

 

 

<居室>

各居室とも2面採光で、とても明るいお部屋です

 

 

 

 

 

各室の入口ドアは、パナソニック製「インタルシオモデルノ」のエクセルダークで統一

 四角の小窓を4つあしらえております

 

 

 

 

 

主寝室には大型クローゼットを設けました

ホワイトとダークブラウンのコントラストがいい感じです

 

 

 

 

 

開けるとこんな感じです

たっぷり収納できます

 

 

 

 

 

左側は階段室上部を使った収納になっています

ゴルフバックやスノボーなどの大物系はココに入ります

(カウンター上部は腕利きの棟梁が余ったフローリングを使って仕上げてくれました)

 

 

 

 

 

<バス・サニタリー・トイレ>

バスルームは TOTO製 「サザナ」シリーズ

ブラウンのワンポイントパネルの質感が高く、高級感を引き立てます

今回、TOTOさんのキャンペーンで、

節水型シャワーヘッドの「エアインシャワー」 と 保温型浴槽の「魔法びん浴槽」 が

なんとサービスオプションとなっております!!!!

 

天井には浴室乾燥機(温風冷風機能付き)がセット

浴室窓には可動型の目隠しルーバーが付いています

(屋外ブラインドみたいな感じです)

 

 

 

 

 

洗面化粧台はクリナップ製「ピアラDS」三面鏡タイプです

(鏡の扉を開けるとそこも収納になっています)

アッパーキャビネットも付きです

 

 

 

 

 

洗濯機スペースの上にはタオルなどの小物が置けるようにと

棚を設けました(結構つかえると思います)

洗濯水洗はもちろん漏水ストッパー型です

 

 

 

 

 

 

トイレはTOTO製ウォシュレット

ブラウンのペーパーホルダーが印象的です

 

 

 

 

 

トイレの壁面には埋め込み収納を作りました

可動棚でペーパーから小物までいろいろ入ります(1F、2Fとも設置)

 

 

 

 

 

 

<玄関・ホール>

玄関は、トステム改め LIXIL(リクシィル)の断熱ドア 「フォラード」 です

シルバーカラーで明り取り窓が10個デザインされています

背景壁はダークの石目調で、反転色でマッチしています

 

 

 

 

 

玄関(室内側)はこーんな感じ

大型のコの字型の大型下駄箱(パナソニック製)で、

コの字の所には窓を設けていて明るいです

ちなみに下駄箱本体は床から少し上げているので、宙に浮いた感じです

微妙なところにもお洒落満載だと思います

玄関ドアの小窓からこぼれる光も近未来的でモダンですね

 

 

 

 

 

 

 2階へ続く階段は手すりとともに白で統一

 

 

 

 

 

階段上から玄関を見下ろす所は、ブラケットでキメています

微妙なところにもお洒落どころ満載です

 

 

 

 

 

 

<バルコニー>

 シャイングレーのシャッター雨戸を付けました

ガラスはLOW−Eガラスとなっており、

ペアガラスの間に反射膜が入っている優れものです

今回は新商品のブルーの反射膜タイプを採用したので、

外から見ると青みがかって反射します(写真ではわかりづらいかな…)

 

 

 

 

 

L字型のバルコニーですが、その先には箱庭バルコニーが見えます

 

 

 

 

 

少し高めに作った壁で囲われた箱庭バルコニーです

結構広いので色々使えますよっ

外部からの目線は高さでカットしていますが、

縦に入ったスリットで光を取り入れ、外からのデザインにも一躍かっています

 

 

 

 

 

 

<外構>

 カースペースは土間コン仕上げです(楽々2台とめられますね)

縦・横に見切りを入れています(写真では影と混ざってしまって見えづらい…)

デザイン性とひび割れ防止を担っています

 

 

 

 

 

玄関ポーチからのアプローチは300角のグレータイルを敷きました

門塀は厚みのあるホワイトタイルで高級感を出しています

埋め込みポストとモニター付インターホン(録画機能付き)をセット

 

 

 

 

 

表札はクリアガラスタイプです

(モザイクしていますが、中段に漢字、その下に横ライン、下段にローマ字)

クリアガラスなので、下地の高級感溢れるタイルがそのまま見えて、もーGOOD!

 

 

 

 

 

 

 

4年前から手がけているこの分譲現場ですが、

このT様邸が最後の建築です

 

4年間で何度通ったことでしょう…

 

土地を仕入れたのは2007年の10月、

旧建物を解体した時はただの広い空き地でした

 

今では5軒のすばらしい邸宅が、

大坂上の街並みに溶け込んでいます

 

T様と現地で完成の立会いをしているさなか、

既にお住まいになっているご購入者様の奥様2人とそのお子さま達に遭遇!

ちょうどよい機会だったので、T様をご紹介しました

 

ご近所同士 仲がいい…

少し意外な気がしましたが、当然といえば当然です

なにか忘れかけていたものに気付かされた気分でした

 

 私どもも、会社規模からすると大規模な開発などは到底できないですが、

小さな街づくりはできます

 

小さくても、

住まう人のココロの通った街を、

今後も創り続けていきたいですね

 

 

 

 

T様とご一緒に、完成宅の前で記念撮影をさせていただきました

長く仕事をしていますが初めての経験でとても緊張しました

 

何故だか完成の日はいつもいい天気です

爽やかな青空とT様の笑顔で、

今までの苦労もどこかへすっとんでしまいまいたとさ

 

おしまい

 

いよいよ木工事が始まります

っていうか既に始まっていますが、

私のブログ更新が追いついていない状況なんですが、何か?

 

 

 

?屋根葺き

 まずは屋根にとりかかります

屋根の下地にアスファルトルーフィング(緑色の部分)を貼り付けます

 

 

 

 

 

?母屋・軒桁と垂木の結結

屋根の下地である垂木を母屋と軒桁などに固定する時には 「ひねり金物」 を使います

名前の通りヒネった形をした金物の中でもひねくれものの輩です

 

ひねり金物をしっかりとりつけることによって、垂木が母屋や桁などの構造体とガッチリ固定され

強風とかで屋根が吹き飛ばされることを防ぐんです

 

 

 

 

 

?土台と柱、梁と間柱の筋結

基礎パッキンの上の土台と柱、梁と間柱などは「エーステンプレート」なる金物で接合します

いわゆる巷で“かど金物”と呼ばれているまっすぐな輩です

 

 

2階部分も同様です

 

 

 

 

 

 

?基礎・土台と通し柱の筋結

基礎と土台、通し柱を固定するには、

基礎から出ているアンカーボルトに「ホールダウン金物」にてしっかり固定

これで直下型地震もダウーンです

 

 

2階の梁と通し柱もホールダウン金物でがっちりタッグ

 

 

 

 

 

?床合板

床下地は24mmの合板を使います

今回は賃貸物件ということもあり、2階から階下への防音対策として、

この上に36mmの旭化成ALC板を敷き詰める予定です

(その様子は後日紹介します)

 

 

 

 

 

?火打ち

小屋組みの隅角部に斜めにかけるのが「火打ち梁」です

ここにも専用の「火打ち金物」が使用され、桁と梁をしっかり固定します

 

 

 

 

 

?小屋束

小屋梁と軒桁、軒桁と柱、胴差と床張り、通し柱と胴差などなど…

主要な部分は 「羽子板ボルト」 でがっちり結合!!

いわゆる羽子板みたいな金物ですが、

お正月にコレで羽子板している子供を見かけたら注意してあげてください

 

 

 

 

 

こんな風に、

最近の木造軸組工法では、住宅1軒建てるのに様々な金物を使います

便利な世の中になったものです

 

これらで組み合わされた柱や梁は、

大地震に耐えうる強度を備えるわけですねー

 

つづく

 

 

 

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